スバル、新型「アセント」をロサンゼルス・オートショーで発表 北米の顧客ニーズにマッチさせたSUV

強い要望があれば日本導入の可能性もある?

商品企画部プロジェクトゼネラルマネージャー 熊谷泰典氏 チームワークで作り上げた自信作

 開発を纏めた商品企画部プロジェクトゼネラルマネージャーの熊谷泰典氏は、「英語で“右肩上がり”という意味の車名のアセントは、100%北米の需要に応えるために開発しました。点数を付けるなら、ちょっと遠慮して95点と言うところですが、やれることは全てやり尽くしました。販社の人間と日本の開発陣がチームワークで作った自信作です」と語っています。

 残念ながら右ハンドルが用意される予定は無く、アセントの日本導入の可能性は極めて低いと言わざるを得ませんが、スバルの将来にとって重要なモデルのひとつである事は間違いありません。北米では2018年初夏にデリバリー開始予定のアセントは、ベースモデルで3万3000ドル程度と、内容を考えると買い得感が高い価格設定となっているので、スバル・ユーザーはもちろん、3列シートSUVの購入を検討している北米の消費者から、大きな注目を集める事になるでしょう。また、豪州からの強い要望があり右ハンドル仕様が開発される事があれば日本市場への導入も検討される可能性もありそうです。

【了】

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