全長4m級! マツダの「小さな高級車」に反響多数!? 「雰囲気がいい」「大切にしてます」 クラス超えた「上質インテリア」の“5ドアコンパクト”! 「ベリーサ」登場から20年
マツダの「ベリーサ」は2024年で登場から20年を迎えましたが、その高い質感などから「小さな高級車」として、SNSなどで現在も話題にする人が多いようです。
「小さな高級コンパクト」のさきがけ 登場20年で記念イベントも
現在、コンパクトなボディに上質な仕立ての内外装を備えた「小さな高級車」とも言えるモデルが支持されています。
しかし、2004年の時点でマツダは「ベリーサ」という、クラスを超えた質感を持つ5ドアハッチバックを展開していました。登場から20年が経つ現在も、SNSなどでは多くのユーザーが話題にしています。
ベリーサはマツダの主力コンパクト「デミオ」2代目モデルをベースとした5ドアハッチバック。2004年6月に発表されました。
ボディサイズは全長3975mm×全幅1695mm×全高1530mm、ホイールベースは2490mmと、手頃なコンパクトサイズです。
パワートレインはシンプルな1.5リッターガソリンエンジン+4速ATのみ。駆動方式はFFのほかに、一時的に後輪を駆動するモーターを持つ「e-4WD」をラインナップします。
車名のベリーサ(verisa)は、「真の充足」という意味を持たせた造語に由来し、上質さやこだわりを持つ人をターゲットにしたといいます。
そんなベリーサの最大の特徴は、車名通り、内外装の質感が非常に高かったことでした。
外装は伸びやかな楕円形状に、シンプル・スマートなフロントとリア、メッキドアハンドルやブラックのAピラーなど、エントリークラスながら落ち着いた雰囲気に。
そして内装は広い室内空間に端正なデザインのインパネを採用し、高級感が表現されています。
そのうえオプションとして、ハーフレザーシート・ドアトリムやウッド調パネルをパッケージで用意するなど、まさしく「小さな高級車」といった佇まいを実現しました。
実はこの上質な雰囲気は細やかなクルマ作りにも活かされており、シート骨格はミディアムセダン「アテンザ」の大ぶりなものを採用したほか、肉厚のフロアや遮音ウインドウガラスを採用することで、静粛性の向上も図っていたのです。
またラインナップの豊富さも特徴で、生産終了までに実施された年次改良ではほぼ毎回にわたり、内装の質感向上が図られました。
内装色だけでも、2005年6月のベージュ追加にはじまり、2006年はブラック&ブラウン、2010年にもコーラルブラウンおよびブラック&サンドが追加。
当時まだコンパクトカーはベーシックなカラーが多かった中、シックなカラーが数多く用いられました。
さらに、内装にこだわった特別仕様車も登場。2005年12月発売の「ブラウン コレクション」では、ダークブラウンのハーフレザーシートを装備しています。
2011年11月発売の「クラッシー スタイル」では、サンドベージュの専用インテリアをあしらうなど、豪華な仕様としたモデルもありました。
モデル末期の2015年4月に登場した「ノーブル・クチュール」は、エンボス加工やステッチを施した専用ワインレッドレザーシート、レッド合皮のドアトリム、ステッチ入り本革ステアリングなどを装備した、シリーズ史上もっとも豪華なモデルとなっていました。
価格設定はやや高めであったものの、一般的なコンパクトカーでは満足できない上質さへのこだわりを持つユーザーに支持され、ベリーサは11年もの間ラインナップされ続け、2015年末に販売を終了しました。
そして登場から20年を迎えた2024年8月3日、マツダ広島本社(広島県府中町)の「マツダミュージアム」で特別展示イベントが開催。現在もなお根強いファンを持っていることがわかります。
SNSなどでも「他車に乗り換えてからベリーサの広さを改めて実感しました」「内装の雰囲気がよく、熱いシートや窓の高さから包まれた感じがして気に入っていました」「ベリーサのような高級コンパクトを体現するクルマはあまりないですね」など、かつてベリーサに乗っていた人からの高評価の声が多く投稿されていました。
また、「十数年乗り続けています」「まだまだ街なかで見るけど、それだけ愛着を持ってるってことだよね」「ベリーサオーナーって長く大切に乗っている印象」など、今でも長く乗っているオーナーも少なくないようです。
小型FCVが急務の時期に半端な車種販売は自粛すべき、120万円前後の小型EVやFCVの大衆車市場を改革すべきで企業努力が不足、全社集中して取り組むべきで遺憾、
現在の戸建て住宅の駐車場は地方ほど3~4台置きが主流、理由はゲスト用と使い分け車両用でフォーマルなブラックセダンと赤の2シーターオープンカーはFCV、買い物用の小型EVの3台構成が理想でハイブリッドやクリーンディーゼル、ハイオク車は無用の時代を想定したくるま造りの競争激化を予想しきす。