日産「新型“小さな高級車”」登場! 斬新グリル&“精悍”内装が超カッコいい! 全面刷新の「キックス」メキシコでラインオフ

2024年9月13日、日産のメキシコ法人は、現地工場で新型「キックス」の生産を開始しました。

メキシコ工場生産「1600万台」目の記念すべき1台に

 日産のメキシコ法人は2024年9月13日(現地時間)、現地工場においてコンパクトSUV「キックス」2025年モデルの生産を開始したと発表しました。
 
 2025年モデルのキックスは、2024年3月にフルモデルチェンジを実施し、北米で今夏より発売を開始したばかりのニューモデル。メキシコ工場でも生産が始まり、国内販売に加え中南米(ラテンアメリカ)市場などにも輸出される予定です。

8年ぶりにフルモデルチェンジした新型「キックス」
8年ぶりにフルモデルチェンジした新型「キックス」

 キックスは、欧州を除くグローバル市場で展開されるコンパクトSUVで、日本でも販売されています。

 2016年にブラジルで発表後、北米では2017年に発売しており、日本では外観デザインの変更を伴うマイナーチェンジ実施した後の2020年より、ハイブリッド(e-POWER)モデルのみが導入されています。

 メキシコにおいては、これまで14万3000台以上を販売し、セグメントトップの販売実績を誇るモデルです。

 2024年3月に全面刷新を図り、2代目となった新型キックス(2025年モデル)のボディサイズは、全長4366mm×全幅1801mm×全高1631-1626mm、ホイールベース2657-2664mm(北米仕様)。

 先代は全長4307mm×全幅1760mm×全高1608-1610mm、ホイールベース2619mmで、全体に少しずつサイズアップしていることがわかりますが、依然としてコンパクトなサイズを維持しています。

 外観は、従来の丸みを帯びたスタイリングに代わり、直線基調のタフなイメージに生まれ変わりました。

 なかでも、新世代の「デジタルVモーション」グリルなどで構成された精悍なフロントデザインが強い印象を与えます。

 内装は質感を大幅に高め、先進的な大画面センターディスプレイやカラー液晶メーターなどとともに、もはや「小さな高級車」といった雰囲気へと一新しました。

 パワートレインは2リッター直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、トランスミッションはCVTのみの設定です。

 2024年9月現在、ハイブリッド(e-POWER)モデルの設定はまだ登場していません。

 今回生産が始まった新型キックスは今後、国内のみならず70か国以上の輸出を担う重要な役割を果たすといいます。

 またラインオフされた新型キックスの1号車は、日産 メキシコ工場の生産1600万台目という記念すべきモデルでもあります。

 メキシコ日産社長 兼 ゼネラルディレクターのロドリゴ・センテノ氏は、同日行われた記念式典で次のように話します。

「新型キックスの生産開始と、メキシコで組み立てられた1600万台の達成は、私たちのチームの才能と強さを示す2つのマイルストーンです。

 私たちの歴史におけるこの新たな章で、我々の能力を証明します。

 今後もビジョンを持って先導し、強力かつ革新的な提案でメキシコと世界のモビリティに貢献し続けます」

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1件のコメント

  1. ヤリスクロスとかライズに見飽きてきたからいいね。余計な過剰装備無しで価格が高くなければ売れると思います。エクストレイルサイズでもヒットしそう

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