日産新型「“2列シート”ミニバン」登場! 特大ベッド搭載で車中泊可能な「斬新セレナ」改良&ガソリン車は値下げ
日産「セレナ マルチベッド」の改良モデルが発売されました。大きなベッドを搭載した車中泊仕様ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
2列シートの「セレナ マルチベッド」どんなモデル?
日産「セレナ」の改良モデルが発表され、車中泊が可能な「セレナ マルチベッド」も同様に改良を受け、2024年9月9日に発売されました。
セレナ マルチベッドは、日産モータースポーツ&カスタマイズが手掛ける、メーカー純正の車中泊仕様のミドルサイズミニバン。
“ベッド”の車名にもあるように、車内で寝泊まりすることができるベッドが内蔵されたモデルです。
通常グレードのセレナは、3列シートで7人乗りまたは8人乗りのレイアウトですが、セレナ マルチベッドは3列目シートを取り外した2列シート仕様とし、収納式のベッドシステムを装備しています。
セレナ マルチベッドは、日常的には家族の送迎や通勤、買い物などに使用しつつ、アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味を楽しむ人や、ペット連れの旅、車中泊をする人に好評なモデルです。
マルチベッドという名称には、日常使いや、車中泊趣味、災害時の避難先などといった「マルチな用途に使える」という意味が込められています。
リクライニングした2列目シートの上に、3枚に分割されたベッドシステムを展開すると、前席より後ろがすべてベッドスペースとして使用可能。
許容荷重150kgの長さ2120mm、幅1320mmという広々としたベッドスペースが出現し、大人2人がゆったりと寝ることができます。
現行モデルではベッドマットの厚みが増したことで寝心地が良くなったことに加え、通常グレードのセレナではオプション設定となる防水シートを標準装備。
ベッドマットにもシートと同じ防水性のある素材を使用し、汚れが拭き取りやすく簡単に手入れすることができます。
ベッドシステムの下に荷物を格納できるスペースを確保。水に濡れたものや泥で汚れたものなども積載できるように、床面は硬質塩ビマット張りとしました。
さらに、ベッドを取り外すと大きなラゲッジスペースとなり、大きな荷物の積載も可能。ベッドシステムを使わないときは、2列目シートの後ろに前側の2枚を重ねてベルトで固定しておきます。
セレナ マルチベッドのパワートレインは、2リッターガソリンと1.4リッターエンジン+モーターを組み合わせる第2世代「e-POWER」の2種類を設定。それぞれに「XV」「ハイウェイスターV」「AUTECH」といったグレードが設定されました。
シートレイアウトは2列シート5人乗りですが、2列目席に左右独立式のキャプテンシートを採用する「e-POWER AUTECH」のみ、2列シート4人乗りとなります。
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今回のセレナマルチベッドの改良では、ボディカラーに「クリスタルブラウン」および「クリスタルブラウン/利休(リキュウ)ルーフ」、「クリスタルブラウン/利休(リキュウ)ルーフ・フード」を追加。ガソリン車では値下げが実施されました。
新型セレナ マルチベッドの価格(消費税込)は、ガソリン車が355万9600円から438万2400円、e-POWER車が411万9500円から474万8700円です。
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