食い込んでグシャグシャに!?「接触事故が多発してます」NEXCOが緊急警告 わき見運転で「ワイヤロープ」に衝突…ネットでは「正面衝突防げてる」の声も

NEXCO東日本 新潟支社は2024年9月11日、公式SNSで、「ワイヤロープへの接触事故」に関する注意喚起をおこないました。

「暫定2車線」の高速道路で多発する事故

 NEXCO東日本 新潟支社は2024年9月11日、公式SNSで、「ワイヤロープへの接触事故」に関する注意喚起をおこないました。

高速道路の中にはこのイメージ図とは違い、片側1車線で中央分離帯の無い路線もある(画像:写真AC)。
高速道路の中にはこのイメージ図とは違い、片側1車線で中央分離帯の無い路線もある(画像:写真AC)。

 ワイヤロープは一般的に、片側1車線の高速道路で、中央分離帯の代わりに設置されています。

 もともとはラバーポールが一定間隔で立てられていることが多かったですが、センターラインをはみ出して対向車線のクルマと正面衝突する事故が相次いだことから、はみ出しをより強く防止するために、ワイヤロープが張られるようになっています。

 そんな中央ワイヤロープに「接触事故が多発しています」と同支社は注意を呼び掛けています。

「速度超過やわき見運転には十分注意し、安全運転でお願いします」

 投稿された写真では、赤いハッチバックがワイヤロープに正面から衝突し、傾いて停止している状況が捉えられています。ワイヤロープはボンネットの真ん中へ食い込み、乗用車はそれを軸に進行方向逆向きに回転しています。

 もっとも、ワイヤロープがあったおかげで自損事故で済んでいますが、もし無ければ対向車線にはみ出して、正面衝突を招いた可能性もある、そんな勢いで突っ込んだように見えます。

 国は2018年から、本格的にワイヤロープの整備を開始。約5年で全国的に緊急対策が実施されました。

 ネット上では「対面通行は全部これにしてくれ。フラフラしてる対向車に対して出来ることなんかないんだよ」「これで正面衝突がだいぶ防げているよね」「このロープができて結構安心して走れるようになった」「できることなら4車線にしてほしい」などの声があります。

【画像】えっ…!? これが「ワイヤロープをなぎ倒した事故車」の様子です

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