トヨタ最新「ヤリスクロス」は“ちょっと大きい”!? まるで「ミニRAV4」なニューモデル実車公開! 全長4.3m×上質内装の「プチ高級仕様」泰で披露!
トヨタのタイ法人は、バンコクで開催された「ビッグモーターセール2024」で「ヤリスクロス」を展示しました。日本における「ヤリスクロス」とは同一車名でありながら全く異なったモデルだといいます。
少し大きい! 最新「ヤリスクロス」とは
2024年8月23日から9月1日まで、自動車販売会「バンコクインターナショナルグランドビッグモーターセール2024(以下、ビッグモーターセール2024)」がタイ・バンコク市内で開催されました。
トヨタのタイ法人(以下、トヨタ)は同イベントで様々なモデルを展示しましたが、国内モデルとは異なる「大きなヤリスクロス」の実車展示が注目されています。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
コンパクトSUVの「ヤリスクロス」は、トヨタの世界戦略車「ヤリス」シリーズの一台で、2020年4月に発表。
今では日本のみならず欧州など海外でも展開されています。
デザインはコンパクトながらSUVらしい力強いディテールを採用し、サイズを超えた存在感が表現されています。
そんなヤリスクロスの日本仕様は、1.5リッターのガソリンモデルおよび同エンジン+ハイブリッドモデルを設定し、FF/4WD(E-Four)をラインナップしています。
一方で、今回ビッグモーターセール2024に登場したヤリスクロスは、タイやインドネシア、ベトナムなど東南アジアで展開される、日本や欧州の仕様とは全く異なるモデルです。
この東南アジア仕様のヤリスクロスは、車名が同名でありながらもプラットフォームやデザインなどあらゆる要素が違っており、2023年5月にインドネシアで世界初公開されました。
そのボディサイズは全長4310mm×全幅1770mm×全高1615mm、ホイールベースは2620mmと、日欧仕様のヤリスクロスよりも100mm以上長く、5mmワイド。
ホイールベースも60mm長いほか、最低地上高に至っては100mm以上高く、走破性能の高さがうかがえます。
また、ボディサイズが変わればボディ形状も異なり、日欧仕様よりもスクエアさを強調したデザインを採用。
フロントフェイスは大型グリルや鋭い形状のヘッドライト、スキッドプレート風の下部ガーニッシュが目を引く造形となっており、トヨタ車で言えばヤリスよりも「RAV4」に近い雰囲気に。
リア周りも日欧仕様の曲線的なスタイリングとは異なり、一文字のテールランプは採用せず、独自の意匠が与えられています。
そのほかインテリアは直線基調とし、ドライバー側にオフセットすることで運転しやすい構造としました。
トアトリムやインパネ上部にはダブルステッチを施したソフトパット素材を使用したほか、メッキ加飾やピアノブラックパネルを装着するなどし、上質感を表現しています。
パワートレインは、1.5リッターガソリンエンジンに加え、ハイブリッドモデルも設定しています。
このタイ仕様のヤリスクロスの車両価格は、78万9000バーツ(約347万円)から89万9000バーツ(約396万円)に設定されています。
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