マツダ新型「5ドアハッチバック」登場!? 2.5Lの「爆速ターボ」×ド迫力“専用エアロ”の「ガチガチ仕様」! レース“魂”の「MAZDA3」登場なるか
東京オートサロン2024で初公開されたのち、国内の各マツダディーラーなどを巡っている「MAZDA SPIRIT RACING 3 concept」。一体どのようなクルマなのでしょうか。
「2.5Lターボ×6速AT」のハイパフォーマンスモデル
2024年1月開催のカスタムカーショー「東京オートサロン2024」のマツダブースに展示された“MAZDA SPIRIT RACING”の名前を冠した2台のコンセプトカー。1台は「ロードスター」、そしてもう1台が「MAZDA3ファストバック」となっていました。
この2台は街中からサーキットまで楽しく走れるクルマを目指して開発中の、MAZDA SPIRIT RACINGブランドが手掛けるスペシャルモデルとされており、ロードスターが第1弾、MAZDA3が第2弾とされています。
現在、このオートサロンに展示された2台は全国各地のマツダディーラーで展示をされており、発売への期待が高まるところです。
では、果たして実際に販売される際にはどのような仕様になるのでしょうか。
今回はその2台の中でもMAZDA SPIRIT RACING 3 conceptについて考えていきたいと思います。
MAZDA SPIRIT RACINGの車両は純然たるレーシングマシンではなく、街中での走りでも楽しさを感じることができるように開発中とされており、スーパー耐久に参戦して得た知見などをフィードバックしている点が大きな特徴。
そのため、MAZDA3のエクステリアにはスーパー耐久に参戦している車両に装着されているものをベースとした、エアロダイナミクスにも考慮したエアロパーツ類を採用しています。
足回りもサーキットではより意のままに操ることができる上に、日常では上質な乗り味を持ったものにするべく開発が進められているとされていました。
そんなMAZDA SPIRIT RACING 3 conceptですが、東京オートサロン2024での公開から現在に至るまで、搭載エンジンなどはいまだ明らかになっていません。
ただ、実車はトランスミッションがATであることや、タコメーターが8000回転スケールであることから、ガソリンモデルである可能性が示唆されています(ディーゼルモデルは6000回転スケール)。
一説には北米仕様に設定されている2.5リッターガソリンターボエンジンが搭載されるというウワサもありますが、これは彼の地で販売されている2.5リッターターボモデルには6速ATとの組み合わせのみの用意となっていることから、AT車のコンセプトモデルとの整合性がとれるということのようです。
しかし、前述したようにこのモデルはスーパー耐久での知見をフィードバックしているということで、スーパー耐久に参戦しているディーゼルターボエンジンが搭載される可能性もゼロではありません。
そもそもパワートレインが1種類のみという確約もないというのが実際のところです。
より多くのユーザーが楽しむことができるように、MAZDA SPIRIT RACINGのモデルが実際にリリースされるときにはエンジンやトランスミッションの選択肢があると嬉しいのですが、果たしてどうなるのでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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