100万円の新型「丸目2灯モデル」発表! 全長2.5mで「1人乗りの小さな国産車」予約はじまる!? 「令和のスーパーカブ」ことミボットとは
超小型モビリティ「mibot」を手掛けたKGモーターズは、2022年7月に創業したばかりのスタートアップ企業です。新たに予約開始となる「mibot」とはどのようなものなのでしょうか。
「令和のスーパーカブ」のミボット
交通弱者を救う新たな移動手段として、注目を集める超小型モビリィに、広島生まれのユニークなクルマが加わろうとしています。
それがKGモーターズの「mibot(ミボット)」です。どのようなクルマなのでしょうか。
超小型モビリティ「mibot」を手掛けたKGモーターズは、2022年7月に創業したばかりのスタートアップ企業です。
その足掛かりとなったのが、代表の楠 一成さんが2018年3月に開設したYOUTUBEチャンネル「くっすんガレージ(現:KGモーターズ)」というユニークな経歴を持ちます。
超小型モビリティ開発の歴史を簡単に振り返ると、2020年5月の小型EVプロジェクト着想開始し、2022年1月の東京オートサロンでは、初のオリジナルEVコンセプトカー「T-BOX」を発表。
2023年1月の東京オートサロンでは、mibotの前身となるEVコンセプトカー「ミニマムモビリティ」を公開しています。
そのお洒落で可愛いデザインは多くの来場者の注目を集めただけでなく、2025年の量産化と販売予定価格が100万円(税込)を切ることを目標とすることを公表したことも大きな話題となりました。
Mibotは、超小型モビリティの中でも第一種原動機付自転車、いわゆるミニカーに分類されます。
ミニカーといえば、1980年代のブームを思い出す人もいることでしょう。
当時は、50ccスクーターの駆動システムを流用して作られたキャビンスクーターであるミニカーが、原動機付自転車運転免許で運転できたことでヒットしました。
タケオカ「アビー」や光岡「BUBU」などは、その代表格でしたが、1984年の法改正により、ミニカーが普通自動車扱いとなったことで、運転には普通自動車運転免許が必要に。その結果、一気に市場は縮小していきました。
現代のミニカーでは、電動化を図ることで、環境負荷の少ない移動手段として再び注目。
コンビニの配達用車両として採用されているトヨタ車体の「コムス」が、代表格として知られています。
ミニカーは、乗員が1人、50ccエンジンに相当する定格出力0.6kW以下の性能、全長2.5m以下×全幅1.3m以下×高さ2.0m以下のボディサイズという制約はあるものの、同時に原付扱いのメリットも生まれます。
代表的なものが、車検や保管場所の届け出の不要であること。
税金では、重量税の負担はなく、軽自動車税(ミニカー区分)のみとなります。
任意保険についても、原付対応のバイク保険に加え、所有しているクルマがあれば、任意保険のファミリーバイク特約で対応できるので保険代も節約できます。
つまり、クルマとしてみると、軽自動車よりも、だいぶ維持費を抑えられるのです。
超小型モビリティのニーズとして、新たな高齢者の移動手段として話題に上ることが多いですが、楠代表は、そのニーズも踏まえた上で「より地方でクルマ社会化が加速していく中で、より若い世代移動手段を意識して開発に取り組んだ」といいます。
独自の調査では、クルマ離れの進む若い世代についても、移動手段が限られる地方では、クルマを欲する声が高いことに加え、深夜などの帰宅時の安全な移動手段としてクルマへの関心を持つ女性の声も拾うことが出来たといいます。
さらに国土交通省の調査でも、日常的なクルマ移動では、一人かつ単距離が多くを締め、高速道路も使わないことが浮き彫りになりました。
超小型モビリティは、その手軽さを武器に、通勤や通学などの日常的な移動手段としても、十分なニーズがあると分析し、「令和のスーパーカブ」と掲げています。
街の急速充電スポット使えるようにして欲しいね
自宅コンセントのみっていうのがちょっと…
要の一つの駆動用リチウム電池のセルが中国の電池メーカー製というのが安全性や供給の安定性で気になるところです。
30万円〜50万円なら検討するけど100万円は高過ぎる。
どう見ても数段クオリティーの高いトヨタ コムスでも70万円台から売ってるのですから、割高感は否めません。