「覆面パトカー」“見分け方”はある? 「地味なセダン」以外も要注意! 特有の「動き方」「ナンバー」にも注目! 一般車との「決定的な違い」とは
「クラウン」以外の車種もある?
こうした走り方の特徴に加え、アンテナやナンバープレートなどの特徴をおさえておけば、交取覆面は比較的容易に見分けることが可能です。
では、具体的な車種には傾向などが存在するのでしょうか。
先出の通り交取覆面は、国の予算で導入されるものが多く存在するため、特定の車種が多くなっています。
最も多いのがトヨタ「クラウン」で、これまで歴代のクラウンでは多数国費(国の予算)で投入されてきました。
現在は最新の16代目ではなく、先代や先々代のスポーツグレード「クラウン アスリート」が主流です。
ちなみに先代クラウンでは、一般ユーザーにはあまり人気がないスポーティ系の廉価モデル「RS B」をベースです。
廉価モデルをベースとしているのは、限られた予算で大量投入されるためであって、それにともないクラウンの上級モデルに備わる5スポークの大径メッキホイールや、シーケンシャルウインカー(流れるウインカー)が装備されていないなどの特徴があります。
また、トヨタ「マークX」や日産「スカイライン」も交取覆面の定番車種ですが、同時に捜査用覆面としての採用もあります。対してスズキ「キザシ」やトヨタ「アリオン」などは捜査用覆面でのみ導入されています。
対して、都道府県の予算から賄われるものはほかの地域ではみられない珍しいものが投入されることもあります。
例えば東京都の警視庁ではマークXのうち、モデリスタブランドが手掛けた高性能タイプ「+Mスーパーチャージャー」モデルが導入。また「カムリ」に「TRDフルエアロ」を装着したものなど、カスタムが施されている交取覆面もあります。
また、セダン以外にも、新潟県警の日産「エクストレイル」(先々代)や埼玉県警のスバル「WRX」など、各都道府県警独自のモデルもあり、このようなレアなモデルはむしろ覚えやすいといえます。
上記をまとめると、交取覆面は「都道府県内ナンバーで地味な色の国産セダン」に「不自然なアンテナと濃いスモークガラス」を備え、「法規をきっちり守って走行」し、速いクルマがいれば「ウインカーを正しく使って即座に追跡する」動きを見せるならビンゴでしょう。
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交通ルールを厳守すれば交取覆面や警察車両に対して、必要以上に警戒する必要はありません。
その一方で、パトカーは違反や事故が多い道路で重点的に取り締まりを行っていることから、「警察車両が走行している=十分運転に注意が必要な道路である」と捉えることもできます。
「パトカーの前だからスピード出さないようにしよう」ではなく、「パトカーが走行するような道だからいつも以上に注意しなければならない」と捉え、安全運転に努めましょう。
昔はトランクにアンテナ付いてたりしたから、クラウンセドリック白、紺見たら警戒したね〜。普通のおじさんだったりしたりするけど。制服着た2人が乗ってるから、わかりやすかったり…高速なんか、怪しいクラウン見たら、ゆっくり目に追い越しかけてみたらイイ。誰でも捕まるわけじゃないから。