道路脇の「カメラ」何を見てる? スピード違反じゃない? 罰金「30万円以下」の可能性ある違反を見つける? 意外と知らないカメラの種類

移動式オービスと似てる道路脇のカメラとは

 そして最近、移動式オービスのようなカメラも登場しました。

 これは国土交通省が管理する可搬式の「ナンバー自動読取装置」というもので、車検切れのクルマを発見する装置です。

 ナンバー自動読取装置は、三脚の付いたカメラで通行するクルマのナンバーを撮影。

 瞬時に全国の無車検車の情報データベースと照合して車検切れのクルマを発見します。

街頭検査における車検切れ車両対策の流れのイメージ(画像:国土交通省)
街頭検査における車検切れ車両対策の流れのイメージ(画像:国土交通省)

 発見した場合には、カメラと接続するパソコンに「HIT」の文字と撮影したナンバープレートの画像などが表示されます。

 なお定期的に国土交通省の職員と警察官が合同でナンバー自動読取装置を使った街頭検査を行っています。

 なお車検切れ、道路運送車両法第58条第1項の違反となり、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金を科される可能性があります。

※ ※ ※

 オービスと似た装置はいくつか存在します。どれも違反行為または違反者を探すためのものです。

 そのためルールを守っていれば、とくに気にする必要はありません。

【画像】「えっ…!」これが「道路脇のカメラ」です(21枚)

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