巨大地震「起きる可能性が上昇」の異常事態! クルマの運転中に遭遇したらどう対応!? 「まずは慌てないで」JAFが呼びかけ 宮崎でも「震度6弱」
2024年8月8日、宮崎県を中心に最大震度6弱を観測するなど、各地で強い地震が発生しました。もしクルマを運転中に地震に遭遇した場合、ドライバーはどのように対処すれば良いのでしょうか。
「グラグラ…」感じたらまず最初にやるべきこととは
2024年8月8日、日向灘でマグニチュード7.1の地震が発生。宮崎県の日南市では震度6弱を観測するなど、各地で強い揺れが発生しています。
また、さらなる巨大地震の動きが活発になりそうだとして、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報」を発表し、「巨大地震注意」を呼びかけている状況です。
もしクルマを運転中に地震に遭遇した場合、ドライバーはどのように対処すれば良いのでしょうか。
ロードサービスを展開する「JAF」は公式サイトで、地震や津波、火災や大雨、大雪など、あらゆる災害について遭遇時の注意点や身の守り方を解説しています。
そのなかで、地震に遭遇した時の対応として、まずは「ゆっくりとスピードを落とす」ことを呼びかけています。
いきなり急ブレーキをかけると、状況をよく分かっていない周囲のクルマが対応できず、追突したりコントロールを失う可能性があり、危険です。
周囲へ停止することを知らせるため、ハザードランプを点灯させることも有効です。
スピードが落ちれば、周囲の状況を確認しながら、できるだけ安全な方法で、道路の左側へ停止。
停車したあとは、まずは揺れが収まるまで、車内で待機します。
車内では、スマホやラジオなど通信機器で情報を収集し、適切な行動をとります。
道路が損傷して移動不能になったり、避難所へ向かうなど、マイカーをその場に置いて乗員だけ別の場所へ移動する場合があります。この時にも注意点があります。
まずクルマの置き場所ですが、なるべく「道路外」、無理ならできるだけ道路の左端へ置くことで、緊急車両や作業車の妨げになるのを防ぐことができます。
クルマを確実に停止させるため、エンジンも停止させ、しっかりサイドブレーキをかけることが大切です。窓は閉めます。
さらにJAFは、いざという時に移動させやすいよう、「ドアはロックせずに避難しましょう」と呼びかけています。キーはスピードメーター周辺など「車内の目立つ場所」に置くのがいいとしています。
また警察庁は、大地震の発生時は「クルマによる避難は極力控えてほしい」と呼びかけています。
「津波から避難するためやむを得ない場合を除き、避難のためにクルマを使用しないでください。
ただし津波から避難するためやむを得ずクルマを使用するときは、道路の損壊、信号機の作動停止、道路上の障害物などに十分注意しながら運転するよう心がけてください」
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