クルマで「空港」に行けば荷物が多くても楽そうですが、「空港の駐車場は使い方が難しい」と聞くことも…。一体どう利用すれば良いのでしょうか?
クルマで空港に行く場合に役立つ「空港駐車場」ですが、一体どのように利用すれば良いのでしょうか。
便利な「空港直結」の駐車場!でも使い方は?
旅行や仕事などで空港を利用する際、荷物が多いと電車で移動するのもひと苦労。
そんな時にマイカーがあれば、荷物が積めますし、電車が走っていない時間でも自分のペースで移動できます。
このようにクルマで空港に行く場合に役立つのが「空港駐車場」ですが、一体どのようなルールで利用すれば良いのでしょうか。
この空港駐車場、例えば羽田空港の場合は、第1ターミナル側に2カ所(P1、P2)、第2ターミナル側に2カ所(P3、P4)、第3ターミナルに1カ所(P5)と、計5ヶ所のターミナル直結型駐車場が設けられています。
そのため、利用するターミナルに近い駐車場を利用すると便利です。
利用方法は、当日直接駐車場に行き、空いているのであればそのまま駐車すればOKですが、もし満車の場合は、スペースが空くまで待つしかありません。
とはいえ、フライトの時間がありますから、いつ空くか分からないのに待つのは不安でしょう。
そこで便利なのが「予約制度」です。
羽田空港ビル直結の駐車場のうち、P2からP5までは事前予約が可能です。
予約は利用を開始したい日の30日前、午前10時からインターネットで行えます。
その際は、駐車開始日だけ予約するのではなく、「駐車する期間全て」の日にちを確保しないといけません。
例えば2泊3日で旅行するとすれば、3日間にわたって駐車場にクルマを停めるので、利用開始日を含め3日分を確保しましょう。
予約者は「予約専用のスペース」に駐車するため、駐車開始日だけの予約だと翌日以降は“予約をしていないのに駐車したまま”というトラブルに発展してしまいます。
また、予約専用スペースはP2が396台、P3が226台といった形で台数が限られているため、直前で予約しようとしてもすでにいっぱいというケースがほとんど。
あらかじめ先の予定が分かっているのであれば、予約可能になった時点で押さえておくと良いでしょう。
ちなみに、利用料金は入場後30分まで無料。入場から60分まで300円。
入場から24時間(最大/日)だと、1530円~2140円となっています。
また、予約する場合は別途予約料金として1000円~1400円が必要です(普通自動車の場合)。
夏季や年末年始といった多客期間は料金が変動するため、利用前に公式サイトを確認しておくと安心でしょう。
上記は羽田空港のケースですが、成田国際空港や中部国際空港セントレア、関西国際空港も、同様に複数のターミナル直結型の駐車場を設けており、当日利用と予約利用が可能です。
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