トヨタ斬新「クラウン“オジサン仕様”」がスゴイ! 「昭和感」マシマシ装備が懐かしい! “バブル世代”が大歓喜の「あぁーあったねぇー」的な装備3選

保守的なイメージが一新された16代目となるトヨタ「クラウン」ですが、これまでのクラウンで昭和の時代から脈々と続いてきた装備もしっかり残されています。一体どのような装備なのでしょうか。

16代目クラウンにも受け継がれた「昭和」な懐かし装備とは?

 2022年7月に登場した現行の16代目クラウンは、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4つのボディタイプを持ち、これまでの「The高級車」という保守的なイメージを大きく変えました。
 
 2024年8月現在ではクロスオーバー、スポーツ、セダンが既に発売されており、エステートはトヨタのホームページでは「2024年央以降 発売予定」と公表されています。
 
 そんな従来からアグレッシブに進化したクラウンですが、昭和から続くクラウンらしいアイテムやアクセサリもしっかりと残されており、選択が可能です。
 
 今回は、懐かしさを感じる伝統装備を3つ紹介していきます。

トヨタ「クラウンクロスオーバー」にも純正採用される「レースのシートカバー」(正式名は「ハーフシートカバー」)
トヨタ「クラウンクロスオーバー」にも純正採用される「レースのシートカバー」(正式名は「ハーフシートカバー」)

●乗り降りを助ける「後席アシストグリップ」

 クラウンは自ら運転するオーナードライバーだけでなく、後部座席にVIPを乗せる用途にも多く利用されてきました。

 そのため、タクシーやハイヤーのベースとしても選ばれる車種であり、フロントシートバックには大型のアシストグリップが歴代モデルに装着されていました。

 そんな大型アシストグリップですが、クロスオーバーとセダンで引き続き設定されています。

 しかし、クロスオーバーでは標準装備ではなく「RS」グレードと「Z」グレードに設定されたリアサポートパッケージの一部として提供されています。

 また、このパッケージオプションを選択しなくても、ディーラーオプションとしてヘッドレストに装着するタイプのアシストグリップが用意されており、「マルチホルダー」としてスマホやタブレット、傘や杖のホルダーとしても使えるアイテムも後付け可能です。

●日差しを遮る「電動式リアサンシェード」

 11代目クラウンから設定されるようになった電動式リアサンシェードも、セダンでは標準装備、クロスオーバーではリアサポートパッケージを選択することで装着可能です。

 これは後部座席のゲストが直射日光を避けるための装備で、クロスオーバーやセダンのクーペスタイルのリアウィンドウでも役立ちます。

 一方でスポーツには電動式リアサンシェードは設定されていません。

 なおパノラマルーフに関しては、同車の現行「ハリアー」には瞬時に調光と透過を切り替える機能を持つ調光ガラスを用いたパノラマルーフが設定されていますが、クラウンではあえてアナログ的なサンシェードが採用されており、これもクラウンらしさを感じさせる部分です。

●高級車といえばこれ!「レース生地のシートカバー」

 かつての高級車やタクシーでよく見られたレース生地のシートカバー。

 これも16代目クラウンにおいては、クロスオーバーとセダンでハーフシートカバーとしてオプション設定されています。

 このレースのシートカバーを装着することで、車内をノスタルジックな雰囲気に一変させることができます。

 ただし、1台分で5万2800円(税込)という価格は、さすが専用設計かつサイドエアバッグ対応品ならではの高価格です。

※ ※ ※

 このように、現代の16代目クラウンにも「クラウンらしさ」を感じさせる装備が引き継がれていることから、新しい挑戦を続ける一方で、伝統を守り続けることも大切にしていることが分かります。

 2024年央以降の発売予定となっているエステートには、どのような機能や装備が受け継がれるのか、注目されるところです。

【画像】「えっ…懐かしい!」 これが「クラウン“オジサン仕様”」です!(50枚以上)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー