トヨタ新「4人乗りアルファード」実車展示! 斬新「後ろ向きシート」×白黒2トーン採用!? 「欲しい!」声も!? 名古屋で披露、反響は?
トヨタ車体は2024年7月17日から20日までの3日間、4人乗りアルファードのコンセプトカーを展示しました。愛知県常滑市で開催されたクルマの技術展「人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA」において出店されましたが、斬新なデザインとコンセプトにSNSでも注目を集めています。
市販化を熱望する声も 最新技術を搭載したアウトドアテイストのアルファード
トヨタ車体は「4人乗りアルファード」を名古屋で展示しました。
高級ミニバンとして知られるアルファードは、3列で多人数乗車を特徴としていますが、4人乗りとはどのようなモデルなのでしょうか。
愛知県常滑市で開催されたクルマの技術展「人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA」にて展示された4人乗りアルファード。
「人とくるまのテクノロジー展」は、世界に向けて自動車関連の最新技術を発信していく国内最大級の展覧会です。
2024年は5月21日から23日までは横浜、7月17日から20日までは愛知県常滑市で開催され、どちらも盛況のうちに幕を閉じました。
そのなかでもトヨタ車体が展示した「アルファード FIELD 4」に注目が集まり、SNSでもさまざまな声が寄せられています。
アルファード FIELD 4はトヨタ車体が、少ない資源や環境負荷を配慮し開発されたコンセプトカーで、内外装ともにさまざまな技術がフィードバックされています。
パネルの一部には成長過程でCO2を吸収したスギ間伐材と樹脂を組み合わせることで高い強度と質感を誇る「TABWD(タブウッド)」が採用されています。
また、タブウッドは本木目と比べてコスト削減だけでなく、森の育成促進やプラスチックの使用量削減につながるといわれています。
これまでにも「ノア/ヴォクシー」や「グランエース」などのフォグランプブラケットやバッテリーキャリアに採用されていました。
今回のアルファード FIELD 4には、ドアミラカバーや前席後部のアシストグリップ、2列目シートの格納式テーブルなどに採用範囲を広げ、独特の色合いは従来の木目調パネルにはない高級感を演出しています。
ほかにもAC100V電源さえ確保できれば、エンジンを始動しなくてもエアコンが利用できる「Parkooler(パークーラー)」が搭載されていました。
Parkoolerがあれば、夏場のキャンプや車中泊でも快適な利用ができ、導入の期待が高まっています。
また、今回のアルファードはサードシートは取り外され、セカンドシートもキャプテンシート2座の合計4座となっています。
撤去されたサードシートの代わりにラゲッジルームに後ろ向きに腰掛けることができる簡易シートを2座設置し、アウトドアテイストが色濃くなりました。
インテリアカラーは純正色にはないホワイトとブラックのコンビカラーで、上質なリビングを思わせるような造りとなっています。
このような高級感のある4座アルファードは、過去のモデルでも度々登場し、先代モデルでも限定100台の「スペーシャスラウンジ」として取り扱われていました。
4座仕様のアルファードはゆったりとした後席と室内空間が追求されたショーファーカーとしてのモデルが多い傾向にありますが、今回のアルファード FIELD 4は従来のモデルとは違い、アウトドアを高めたコンセプトです。
そんなアルファード FIELD に対して、SNSでもさまざまなコメントが見られます。
SNS上では「ホワイトとブラックの2トーンの内装がすごい」や「LMやスペーシャスラウンジとは別方向の4座でいいですね」など、新しい高級ミニバンの誕生に歓迎のコメントが寄せられていました。
ほかにも「この後ろ向きのシート、キャンプで使えるかも」など、簡易シートを高評価する声も見受けられました。
また「エンジン止めたまま車のエアコンが使える?!すごくなーい?」など、Parkoolerを評価する声も目立ち、既存のクルマにもオプション設定してほしいとの要望の声もありました。
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アルファード FIELD 4はイベントのコンセプトカーのため、市販化の予定はありませんが、アウトドアテイストの高級感ある4座バージョンは今後登場するのか、注目が集まっています。
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