警察庁が「2024年上半期盗難台数」発表! 被害に遭いやすいクルマに変化? 「ランクル盗難」前年の2倍ペースで激増中!?
警察庁生活安全企画課は「令和6年上半期における車名別盗難台数」を発表しました。前年と比べてトヨタ車が盗難被害に遭いやすい傾向は変わりませんが、車種に変化があるようです。
「令和6年上半期における車名別盗難台数」は発表された
このほど、警察庁生活安全企画課が「令和6年上半期における車名別盗難台数」を発表しました。
思わず目を疑ったのは、トヨタ「ランドクルーザー(プラド含む)」の盗難台数です。
令和5年1-6月の256台に対して、令和6年1-6月はその2倍以上となる590台という凄まじい増え方です。
なお、令和5年1年間のランクル盗難台数は643台でした。
おそらく令和6年1年間では1000台を超えるのではないでしょうか。
また、盗難台数が倍増しているのはランクルだけではありません。
レクサス「RX」も昨年上半期に比べて34台→80台と2倍以上の台数となっています。
RXといえば、6月に成田空港SUPER PARKINGで9台が盗まれた際、そのうちの5台がRXでした。
急増するランクルやRXに対して、減っている車種もあります。
その代表格がトヨタ「アルファード」です。358台→303台と50台以上の減少となりました。
また、レクサス「LX」も152台→112台と40台減少しています。
しかし、減少しているからといって油断禁物。実際、LXの盗難は6月に入ってから増え始めており、とくに首都圏での盗難が増えています。
話をランクルに戻します。2024年に入ってから、三原じゅん子議員のランクル200をはじめ、ランクルの盗難台数がやたら増えている印象は確かにありました。
また、自動車盗難情報局を見ても、2024年だけで30台以上のランドクルーザーが盗難登録されていました。
では、なぜ、ランドクルーザーがこんなに多く盗まれているのでしょうか。またどのような手口で盗まれているのでしょうか。
ランドクルーザーの盗難が急増しているのには、新たな窃盗ツール「GAME BOY」の普及が大きく影響しています。
ランドクルーザー300やプラド、アルファードなどはCANインベーダーで盗まれる例が多発したため、メーカー純正のCANインベーダー対策セキュリティ「トヨタセキュリティシステム」を開発しました。
ランドクルーザー300は2022年11月1日以降の製造モデルから、こちらを全車標準装備していますが、それ以前の同年10月製造モデルまではディーラーオプションで装着ができる設定としています。
またプラドに関しては標準装備はなく全車ディーラーオプションの設定となり、2024年4月発売のランドクルーザー250は全車標準装備となりました。
トヨタセキュリティはディーラーで対面にて取り付けることが原則となっていますので、安心度は高く、防盗性能も高くて価格は全車種2万円以下というコスパの良さでも知られています。
しかしこのトヨタセキュリティを突破すべく誕生したのがGAME BOYです。
GAME BOYはクルマから出る信号をキャッチして解析→スペアキーを作って自走で盗む手口ですが、CANインベーダーはクルマのCANバスに直接接続してドアを開けてエンジンも掛かって自走で盗む方法です。
話をランクルに戻します。2024年に入ってから、三原じゅん子議員のランクル300をはじめ、ランクルの盗難台数がやたら増えている印象は確かにありました。
ニュースのトピックから入った時
300になってます。
正確な記事でお願いします
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
三原じゅん子さんのランクルは、現行のランクル300ではなく、旧型のランクル200だと思います。
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修正いたしました。
三原じゅん子さんのランクルは、現行のランクル300ではなく、旧型のランクル200だと思います。
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