スズキ新型「SUV」発表! 4.3m級ボディ&MT設定あり! 約470万円の“SX4後継機“! 安全装備も進化の「エスクロス」西に登場
スズキのスペイン法人は2024年7月3日、「S-CROSS(エスクロス)」の新たな改良型を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
スズキ新型SUV「エスクロス」公開
スズキのスペイン法人は2024年7月3日、SUV「S-CROSS(エスクロス)」の新たな改良型を発表しました。
エスクロスは、ハンガリーで生産され、2021年末から欧州を皮切りに中南米、アジアなどで販売されている世界戦略SUVです。
前身は日本にもラインナップされていたクロスオーバー車「SX4 S-CROSS」(エスエックスフォー エスクロス、2013年-2020年)で、フルモデルチェンジを機にSUV色を強めて、現在の車名になりました。
スペインにおけるスズキのラインナップを見ると現在の最上位・最高額モデルは、プラグインハイブリッド車の「ACROSS」(アクロス)です。ただその実体はトヨタ「RAV4」のOEM(相手先ブランドによる生産)車なので、純スズキ車としてみればスペインでのフラッグシップはエスクロスといって差し支えないでしょう。
ボディサイズは全長4300mm×全幅1785mm×全高1585mm、ホイールベース2600mm、最低地上高175mm。
「Bold(堂々とした)」をテーマにしたスタイリングはSUVならではの逞しさが表現されており、日本における「軽のスズキ」のイメージからすると結構な存在感です。
パワートレインは1.4リッターマイルドハイブリッドまたは1.5リッターストロングハイブリッドの2本立てで、ギアボックスは前者が6MT、後者が6AGS(オートギアシフト)となっています。駆動方式は1.4リッター車1.5リッター車ともに2WD(前輪駆動)または4WDを設定します。
今回の改良で、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」(DSBS)がDSBSIIへと進化しました。これにより検知エリアが拡大されたほか、ドライバーモニタリングシステムによる居眠り・脇見警報機能、カーブ速度抑制機能、接近警報機能、車線変更時の補助機能、停止保持機能など追加されました。
エクステリアデザインに大きな変更はないようで、ボディカラーも従来と同じ8色展開となっています。価格は2万6795ユーロ(約470万円)からです。
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