トヨタ新型「クラウン“カブリオレ”」!? 2ドア化した「美麗ボディ」が超カッコイイ! ド迫力「スポーツ“オープン”モデルCG」の現実性とは
クルマのバーチャルチューナーであるTheo throttle氏がCGで作成した「クラウンスポーツ」のオープン仕様。このようなクラウンの“オープントップモデル”に現実性はあるのでしょうか。考察します。
トヨタ「クラウン”カブリオレ”」の現実味とは?
クルマのバーチャルチューナーであるTheo throttle氏は、CGでトヨタ「クラウンスポーツ」のオープン仕様を作成しました。
これは「電動ロードスターとして『MR2』を復活させたらどうなる?」をテーマに、MG「サイバースター」を参考に、クラウンスポーツのデザインをまとわせた“脳内カスタマイズ”モデルです。
そのため、トヨタがクラウンシリーズにオープンモデルの追加を検討していることを示すモデルではありません。
一方で現在、トヨタは「カローラ」や「ヤリス」、クラウンをシリーズ化し、さまざまなボディバリエーションを展開しており、オープンモデルが追加される可能性も全くないとは言い切れません。
トヨタブランドオリジナルのオープンカーとしては、2007年に終売となった「MR-S」を最後にラインナップが途切れています(ダイハツからOEM供給を受ける軽自動車の「GRコペン」は存在)。
過去には「ソアラ」や「スープラ」といったスポーツモデルにオープン仕様をラインナップしていたり、「セリカ」や「サイノス」といった小型クーペにコンバーチブルモデルをラインナップしたりと、実はオープンカーのラインナップの広さには定評があるのです。
そして2013年の東京モーターショーに先代「86」をベースとした「FT-86オープンコンセプト」を展示するなど、オープンカーをリリースしたい気持ちが見え隠れしているとも言えるでしょう。
またベースとなったクラウンは、通常のカタログモデルにこそオープンモデルは存在していませんが、古くからパレード用のオープンカーが作られており、今年の2月には現行型のクラウンクロスオーバーをベースとしたオープンモデルの存在も明らかとなったばかり。
ただこれらのオープンモデルはゆっくりと走行するパレード用として作られているため、ベース車の屋根を切り落とし、必要最低限の補強を加えた程度となっていることがほとんどであり、かなり特殊なモデルとなっています。
ではクラウンのオープンモデルが追加される可能性はゼロなのかというと、決してそうとも限りません。
なぜなら、海外ブランドには高級モデルをベースとしたコンバーチブルやカブリオレが多く存在しており、現行型ではメルセデス・ベンツ「Eクラス」のカブリオレや、ベントレー「コンチネンタルGTC」など、ハイエンドなオープンモデルも珍しくありません。
現行型クラウンは日本国内のみならず、海外へもグローバルに販売しているということもあり、日本国内ではそこまで需要の高くないオープンモデルも、海外ユーザーからの熱心な声があれば追加される可能性もゼロではないでしょう。
トヨタももしかしたらグローバルな展開をすると決定した時点で、派生オープンモデルが作れるように設計をしている可能性すらあるかもしれません。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
あぁ…得意の個人の妄想に妄想の考察ね、何時も思うンだが ちゃンと許可か使用料払ッてンのかな?。