福岡県を東西に抜ける国道201号の「八木山バイパス」の有料化が、近づいています。
　
　そんななか、現地では「有料道路になります」という看板が立てられ、SNS上でも話題になっています。

　八木山バイパスは、福岡市内から山岳地帯を抜け、飯塚市へ至ります。

　かつては恐ろしい山道しかなかったのが、1985年の八木山バイパスの開通で、福岡市との行き来が飛躍的に便利になりました。最初は有料道路でしたが、2014年に無料化されています。

　その八木山バイパスは渋滞が激しいため、4車線化工事が進められてきました。

　工事もいよいよ大詰めを迎え、「2024年度内」に西半分の篠栗～筑穂（5.6km）が4車線化完成予定です。

　それと同時に、八木山バイパスは全線（篠栗～筑穂～穂波東）で、ふたたび有料化されます。具体的な日は今のところ明らかになっていませんが、少なくとも9か月以内には有料道路になります。

　通行料金は、軽自動車220円、普通車280円、中型車330円、大型車450円、特大車760円、軽車両等30円（50ccを超え125cc以下の原付）です。

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　さて、八木山バイパスの現地には、「八木山バイパス 有料道路になります」という看板がお目見えしました。

　国土交通省 福岡国道事務所も7月2日、公式SNSでこの看板の写真を投稿し、すでに多くの反応があります。

　コメントでは「無料のままがいい！」「ええー有料になっちゃうのか」「旧道の峠使おうかな」「子供のころ有料道路だった記憶。また有料になるのか」など、驚きや困惑の声があります。

　いっぽうで「割と安価だったしこれで渋滞解消するなら別にいいんだけど」「八木山よく渋滞してるもんな」「ここ、朝夕に慢性的な渋滞が起きるし、大半が離合困難だから、一度事故が起きれば軽く1時間は停滞するからな。4車線化も悪くはないね」「車線も増えるし、どれだけ渋滞緩和されるか楽しみ」など、4車線完成に期待する声も多く見られました。