マツダ「新型SUV」公開! エンジンは“トヨタ”製!?な「ハイブリッドモデル」アリ! 全幅1.9m超え“ワイドボディ”が超カッコイイ「CX-50」米で登場

マツダの北米法人は、新型「CX-50」(2025年モデル)を発表しました。

ハイブリッド搭載モデルを新設定

 マツダの北米法人は2024年7月9日(現地時間)、新型「CX-50」(2025年モデル)を発表しました。
 
 新たにハイブリッドモデルが追加されています。

マツダ「CX-50」
マツダ「CX-50」

 CX-50は2021年11月に世界初公開された中型SUVです。

 マツダが2021年10月に発表した「クロスオーバーSUV商品群の拡充計画(以下SUV拡充計画)」で海外市場に投入することが公表され、北米地域を皮切りに中国市場でも展開しています。

 アメリカ仕様車は2022年1月より、トヨタとの合弁新工場「マツダ・トヨタ・マニファクチュリングUSA(MTMUS)」で生産されています。

 ラインナップ上では、コンパクトカー「MAZDA3」やコンパクトSUV「CX-30」と同様の「スモール商品群」に属しますが、実際には国外向けに設計された大きなボディを持っていることが特徴です。

 ボディサイズは全長4785mm×全幅1920mm×全高1638mm、ホイールベース2815mmと、日本で販売されているラージ商品群の「CX-60」と同等の全長をもつほか、かなりワイドな車幅となっています。

 エクステリアは、最新のマツダ共通のデザインテーマ「魂動デザイン」を採用。これにCX-50では車幅を活かしたワイドなデザインや水平基調のホイールアーチが特徴で、都会的なスタイリングにまとめられています。

 インテリアはドライバー中心のレイアウトを採用し、インパネやシートには上質なステッチを施したほか、光沢感のある加飾パネルを組み合わせ、高い質感を表現しています。

 先進運転支援システムは最新の「i ACTIVSENSE セーフティ」やマツダ レーダークルーズコントロールなどを標準装備するほか、上級モデルでは360度モニターや渋滞時アシストも設定しています。

 今回登場した2025年モデルでは、新たに2.5リッター4気筒ガソリンハイブリッドモデルが追加されました。

 ハイブリッドのプラットフォームはトヨタ「THS」の設計に基づいており、eCVTや前後3つのモーターを組み合わせ、駆動方式は4WDです。システム最高出力では219馬力を発揮し、優れた走行性能を実現しました。

 また、専用フロントフェイスやホイール、レッドのレザーインテリアなど、ハイブリッド専用の意匠も与えられ、上級モデルらしいしつらえとしています。

 なお、従来の2.5リッターガソリン「Skyactiv-G」搭載モデルや同エンジン+ターボを搭載し、256馬力を発揮する高性能ターボモデルも引き続き設定され、計3タイプのパワートレインを選択できるようになりました。

 このほか2025年モデルでは全車「アレクサ ビルトイン」が搭載され、ハンズフリーによるエアコンのコントロールやオーディオの調整、車内からスマートホームデバイスの操作が可能になっています。

 北米における新型CX-50の価格は3万300ドル(約489万円)から4万3300ドル(約699万円)です。

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