暑いと「ガソリンが“腐る”」って本当?「激臭」を放つ“謎現象”の対策とは! 放置すると「クルマの損傷」引き起こす可能性も
ガソリンが腐るのを防ぐにはどうしたらいい?
クルマに長く安全に乗り続けるためには、ガソリンの劣化を防ぐ対策が欠かせません。
ガソリンの劣化は酸化が原因のため、できるだけ酸素との接触を避けることが重要です。
何より最も効果的なのは、「こまめにクルマに乗ること」です。
定期的にエンジンをかけ、タンク内のガソリンが劣化する前に使い切ります。目安としては、少なくとも月に1~2回程度はエンジンをかけると良いでしょう。
エンジンをかけるだけなら、クルマを定期的に乗らない人でも一定の効果が得られます。ただし、排気ガスによる周囲への影響から、広い場所で行うなど配慮が必要です。
よって、可能であれば短時間でも実際に走行することが理想的でしょう。
また、気温や保管環境もガソリンの劣化速度に影響を与えます。
高温多湿の環境や直射日光にさらされる場所での保管は、劣化を早める可能性があるため、駐車スペースを日陰に設置するなどの工夫も大切です。
どうしても長期間クルマに乗れない場合は、ガソリンを抜いておくことが推奨されています。これについてホンダからは、30日以上乗らない場合はガソリンを抜くようにアナウンスされています。
そしてガソリンを抜きたい時は、必ずディーラーや整備工場に相談してください。引火や爆発の危険性が高いため、ご自身で行うのは絶対に避けましょう。
これらの対策を適切に実施すれば、ガソリンの劣化を最小限に抑え、クルマを長く快適に使用できるでしょう。
※ ※ ※
ガソリンの劣化は避けられないものの、定期的な使用や適切な管理により進行を遅らせることができます。
適切な管理には、月1~2回のエンジン始動・日陰での駐車などが大切です。
エンジンの変化に注意し、異変を感じたら早めに専門家に相談するなど、愛車に長く乗れるようケアしていきましょう。
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筆者名:TSUMUJI Writing Studio(渋谷)
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