「覆面パトカー」どうやって見分ける? 「クラウン」だけではない!? 「走り方」や「ナンバー」にも注目! 共通する特徴とは

「セダン」だけではない? どんな車種がある?

 ではセダン車が多いものの、どのような車種が採用されているのでしょうか。

 先出の通り交取覆面は、国の予算で導入されるものが多く存在するため、特定の車種が多くなっています。

 最も多いのがトヨタ「クラウン」で、このうち先代(15代目)の「クラウン」や先々代の「クラウン アスリート」が現在の主流です。

 先代クラウンでは、交取覆面のベースとして上級モデルの「RS アドバンス」ではなく、スポーティ系の廉価モデル「RS B」が採用されています。

 そのため上級モデルに備わる5スポークの大径メッキホイールや、シーケンシャルウインカー(流れるウインカー)が装備されていません。

 RS Bグレード自体がかなり少ない傾向にあるため、もし「流れるウインカーでなく16インチのホイールを履いた」RS Bが走っていたら、交取覆面の可能性があります。

「クラウン」以外の車種もあり
「クラウン」以外の車種もあり

 トヨタ「マークX」や日産「スカイライン」は捜査用覆面と交取覆面どちらも存在。一方で、スズキ「キザシ」やトヨタ「アリオン」などは捜査用覆面として導入されたため、必要以上に緊張する必要はありません。

 珍しいものとしては、東京都の警視庁ではマークXのうち、モデリスタブランドが手掛けた「+Mスーパーチャージャー」モデルが導入されており、さらに「カムリ」に「TRDフルエアロ」を装着したものなど、カスタムが施されているものもあります。

 また、セダン以外にも、新潟県警の日産「エクストレイル」(先々代)や埼玉県警のスバル「WRX」といった各都道府県警独自のモデルが導入されるケースもあり、このようなレアなモデルはむしろ覚えやすいでしょう。

 上記をまとめると、交取覆面は「他県ナンバーではない地味な色の国産セダン」に「不自然なアンテナと濃いスモークガラス」を備え、「法規をきっちり守って走行」し、速いクルマがいれば「ウインカーを正しく使って追跡する」動きを見せるならビンゴでしょう。

※ ※ ※

 ルールを守っていれば交取覆面や警察車両に対して何も緊張する必要はありません。

 しかし、警察車両が走行しているということは、その道路で事故が多かったり、スピードが出やすかったりする傾向にあります。

「パトカーの前だからスピード出さないようにしよう」ではなく、「パトカーがいるから気をつけなければいけないんだな」と考えて安全運転に努めましょう。

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5件のコメント

  1. アンケートの結果を教えて欲しい

  2. 特になし

  3. 標識80km/hの中央道を105km/h前後で走る覆面が出ます。

  4. 見分け方ですか。慣れると、交通取締用も捜査用も簡単にわかるようになります。“匂い”というか、雰囲気でわかります。まあ、自分がマニアということもありますが(笑)

  5. 運転して居る人に「警察手帳を見せてください」と言う。
    (要求が有れば提示しなければいけない規則、拒否できない)

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