ホンダ新型「フリード」発表! 8年ぶり“全面刷新”に先行受注殺到! 「“一番人気”のモデル」とは? 気になる納期は? 6月28日発売
2024年6月27日にホンダ新型「フリード」の発売に合わせ、ホンダウエルカムプラザ青山にて、メディア向けに発表会が行われました。
8年ぶりにフルモデルチェンジされた新型「フリード」発表
ホンダは2024年6月27日に小型ミニバン「フリード」の新型を同月28日に発売すること発表し、同日ホンダウエルカムプラザ青山にて、メディア向けに発表会が行われました。
8年ぶりのフルモデルチェンジとなった同車のコンセプトは「“Smile” Just Right Mover(スマイルジャストライトムーバー)」。
新型フリードについて商品企画を担当した佐藤晋寛氏は、「よゆうの取り回しを実現する使いやすいサイズ、よゆうで便利な使い方のパッケージ、そして、よゆうを感じる乗り心地と素直な性能をコア価値に、これまで以上にユーザーの快適な日常をサポートし、ミニバンとしての利便性を追求しました」と述べていました。
今回の新型フリードではユーザーの生活スタイルに合わせて、上質で洗練されたシンプルなデザインを持つ「AIR(エアー)」と、力強く遊び心に溢れたデザインを持つ「CROSSTER(クロスター)」の2タイプを設定。
エアーではクリーンで軽快な印象、また幅広いシーンで扱える印象を与え、誰もが様になるような洗練されたデザインを採用。
一方クロスターでは、ワクワクするような活気のある生活をサポートするといった想いが込められており、フリードらしさを継承しながらも、力強さを大胆に強調し、遊び心を最大限に高める工夫を追求したアクティブな印象に仕上げられています。
インテリアは、「乗員全員が自然体でいられる空間」をテーマとし、明るい車内と安心を感じられる空間づくりを重要視。
柔らかな触り心地と温かみのある素材感を随所に用いており、1列目、2列目、3列目それぞれの用途に適したシートを採用するほか、ウォークスルー性の向上も図られたといいます。
さらに新開発された3列目シートは座り心地を損なうことなく、軽量化と操作性の向上を実現しつつ、荷室としての使いやすさも高めています。
またインストルメントパネル周りは、シンプルな構成とし操作性を追求。
車両間隔を捕まえやすいピラーや、ステアリングホイールの内側で視認できるメーターを採用するなど、運転視界の妨げとなる要素を極力排除するとともに、必要な機能部品を集約させ、スッキリした視界を実現しています。
そしてリアクーラーを採用することで、2列目以降の快適性についても向上を図っているといいます。
走行性能に関しては、心に余裕を感じる扱いやすいハンドリングと、質感のある乗り心地の両立を目指したとし、ハイブリッドモデルにはフリード初の1.5リッターエンジンに2モーターを組み合わせたe:HEVを搭載。
これらにCVTを組み合わせ、スムーズな走りと優れた環境性能を実現しています。
なおガソリンモデルには1.5リッターエンジンとCVTを採用しています。
機能面では、運転をサポートする独自の安全運転支援システム「ホンダセンシング」を搭載。
先代よりも機能を拡充し、運転する人の安心をサポートできるものになっているといいます。
グレードに関して、エアーはベースモデルと「EX」がラインナップされており、それぞれにガソリンモデルとe:HEVモデルを設定。
クロスターはベースモデルと福祉車両にも使える「スロープ」「リフトアップシート(助手席)」があり、ガソリンモデルのほかベースモデルとスロープはe:HEVモデルがラインナップされています。
またエアーは3列シート6人乗り/7人乗り、クロスターには2列シート5人乗りと3列シート6人乗りを設定。
駆動方式は全モデルでFFまたは4WDかを選択可能です(スロープ、リフトアップシートはFFのみ)。
価格(消費税込)はエアーが250万8000円から327万8000円、クロスターが281万2700円から343万7500円で、同年6月28日から全国のホンダディーラーにて発売されます。
しかし同年5月から新型フリードが先行公開されたのに伴い、先行受付も開始しており、現時点で既に2万4000台の受注を得ているとのことでした。
もっとも人気のグレードは「エアー EX」で、その割合は先行受注全体の約7割を占めるといいます。
そのため、納期は7ヵ月程度になる見込みとのことです。
一方でクロスターの納期は2ヵ月前後とし、早速幅広い世代から多くの支持を得ているようです。
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会場外にはエアー、クロスターのほか、福祉車両モデルやホンダアクセスパーツを装備したモデルが展示されており、メディア関係者以外に通行人からも注目を集めていました。
なお発表内では新CMが上映され、CMソングを手掛けたMrs.GREEN APPLEのメンバー、大森元貴さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さんが登壇。
新型フリードの魅力についてや、書き下ろした新曲「familie(ファミーリエ)」について語りました。
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