自転車がサイドミラーに「ゴン!」その時どうする!? あなたも被害者・加害者になるかも! お互い「知らんぷり」が絶対ダメな理由とは

自転車は基本的に車道を走ることになっています。そのため、自動車と思わぬ接触が起きることも。実際に自転車でマイカーに当てられた場合、逆に自分が自転車でクルマへ接触してしまった場合、実際現場でどうすればいいのでしょうか。

自分が自転車で「クルマに当ててしまった」場合は?

 逆に、自分が自転車を運転していてクルマへ接触してしまった場合は、まず自分に怪我がないか確認をしましょう。
 
 次に、自転車から下り、明らかに自分の過失でぶつかってしまったと感じたら、相手の運転手に謝ることが必要です。事故後の処理もスムーズに進む可能性があります。

 その後、警察や保険会社に連絡して、事故の状況を説明してください。前述と同様に、当事者同士だけの示談交渉は、あとからトラブルに発展する可能性もあるため、控えましょう。

 最もやってはいけないのが、その場から離れてしまう「当て逃げ」です。当て逃げは人の死傷に関わらず、道路交通法第117条により「刑事処分」となってしまい、「1年以下の懲役または10万円以下の罰金」の対象となります。

 いっぽう、逃げずにきちんと対応した場合、自転車でサイドミラーに接触した場合など、人の死傷が無ければ「物損事故」として扱われ、行政処分上は事故扱いとなりません。
 
 物損事故は免許の減点対象にはならないため、「当て逃げ」せずにきちんと対応をとれば、修理代の支払いを済ませてクルマの損傷が元に戻った時点で、事故処理は終了です。

【画像】激写!これが周囲を考えず爆走する「迷惑自転車」の様子です

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