埼玉県民の悲願「新大宮バイパス」「新大宮上尾道路」2つは何が違う? 夢の「完全信号ゼロ」へ進行中!? 工事は一体どこまで進んだのか
では「新大宮上尾道路」ってどんな道路?
では「新大宮上尾道路」というのはどの道路のことなのでしょうか。
ざっくり言えば「首都高埼玉大宮線の北部延伸」というものです。地上を走り交差点もある無料の新大宮バイパス・上尾道路に対し、首都高埼玉大宮線は「信号ゼロ・完全高架・有料」で空を抜けていきます。この埼玉大宮線を、終点の与野からさらに伸ばし、上尾道路の終点である、鴻巣市内の国道17号合流部まで延伸させていきます。
新大宮上尾道路はまだ開通していません。与野~鴻巣の全長25.1kmのうち、与野~上尾南の8.0kmが事業化していて、工事が進められています。
新大宮上尾道路の工事の進捗状況ですが、2024年5月時点は、用地取得率が35%。現地では少しずつ、更地になった拡幅用地が姿を現してきています。
宮前ICより北側では、上尾道路を作る際に高架用のスペースが十分確保されていたため、今回特に用地取得の必要はなく、すでに高架の橋脚基礎が姿を現しています。宮前ICでは5基が基礎工事完了もしくは着手済みで、残り2期も2024年3月に新たに着手となっています。
延伸部のスタート地点である与野JCTでも、新設の「与野入口」「与野出口」のランプ高架橋の工事が進んでおり、2024年度はいよいよ橋桁架設工事に入っていく予定です。
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