トヨタが「小さな高級ミニバン」を展示! 「DIY・アルファード」がスゴい!? 白・茶・黒ブロックで完全再現! どんな特徴?

スゴい素材で作られたトヨタの「アルファード」をトヨタ車体はイベントに展示しました。

見た目はトヨタ「アルファード」だけど…そのサイズは小さい

 トヨタ車体は「小さな高級車」を展示しました。
 
 その見た目はトヨタの「アルファード」ですが、何か違和感があります。どの特徴があるのでしょうか。

クオリティたけぇ! TABWD BLOCKで作ったトヨタ「アルファード」
クオリティたけぇ! TABWD BLOCKで作ったトヨタ「アルファード」

 トヨタ車体は、ミニバンとして「アルファード」「ヴェルファイア」「ノア」「ヴォクシー」「グランエース」。商用バンとして「ハイエース」「コースター」。

 さらにはSUVとして「ランドクルーザー300」「レクサス LX600」「ランドクルーザー70」、福祉車両や特装車などを手掛けています。

 またトヨタ車体では植物材料「TABWD」を独自に開発し、展開しています。

 TABWDとは、成長過程で大気中の二酸化炭素を吸収したスギ間伐材を配合した樹脂素材。

 大気中の二酸化炭素を吸収・固定した樹木、特に間伐材を利用し、二酸化炭素排出量削減に貢献するほか、さらにリサイクルが可能でサーキュラーエコノミーを実現する素材としても注目されています。

 これまで「フォグランプブランケット」「バッテリーキャリア」「ワイヤーハーネスカバー」といった自動車部品、施設内装や家具、食器などが展開されてきました。

 またTABWDを使ったコンセプトカーとしては、トヨタ車体の超小型BEV「コムス」をベースとする「りょくまる」や、トヨタ「アルファード」をベースとしTABWDを採用する「アルファード FIELD 4 コンセプト」などが存在。

 りょくまるでは、ルーフ、フェンダー、インストルメントパネル、アルファード FIELD 4 コンセプトではドアミラーカバーやアシストグリップ、収納テーブルにTABWDが使われています。

成長過程で吸収した二酸化炭素を蓄えた間伐材「TABWD」(人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMAにて)
成長過程で吸収した二酸化炭素を蓄えた間伐材「TABWD」(人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMAにて)

 また2024年5月末に開催された「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」では、TABWDを使った食器や家具に混じって玩具も展示されていました。

 子供達に出来るだけ環境に優しい素材に触れて欲しいという想いから誕生したTABWD BLOCK。

 レゴブロックのように小さなパーツで構成され、ホワイト・ブラウン・ブラックの3色が置かれています。

 そしてそのTABWD BLOCKで作られたアルファードも展示されており、来場者からはその完成度の高さに驚く声も聞かれました。

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