「普通のクルマなのに」…なぜ洗車機NG? ミニバンは注意!? 車名名指しでNGも! “洗えないクルマ”の条件ってなに?
スカイラインクーペや、一部のオデッセイは洗車機に注意? なぜ?
また、サイズ制限内におさまっていても、洗車機を避けたほうがいい場合もあります。
洗車機はセンサーでクルマの形状を検知して作動しますが、形状が特徴的な車両の場合は、誤検知してしまい正常に洗浄できない可能性があります。
他にも、ボディサイズ以外に洗車機利用が向いていない場合があります。
前出の担当者は次のように語りました。
「当店の場合ですと、洗車機に入るところに段差があるので、地上高の低いフェラーリなどですと、フロントバンパーを擦ってしまう可能性があります。
またナンバーの取り付け方法が特殊なクルマなども洗車機の利用をお断りすることもあります」
例えば、日産「スカイラインクーペ」はリアバンパー下部よりもナンバープレートが下側に飛び出しているなど洗車機のブラシによって変形する可能性が考えられ、車種指名でNGとされていることもあるようです。
加えて、立ったままのアンテナやエンブレム、背面ハシゴなど、取り外せない装備品がある場合も、センサーが形状を正しく検知できません。
そのため、ブラシを当てるべきところに当たらなかったり、ブラシの回転で装備品が壊れたりとトラブルにつながってしまいます。
ネット上でも、「ラジオ用のアンテナが壊れた」といった声が多くみられるので、利用する場合は注意が必要なようです。
さらに、車体サイズや形状に問題がなくても、機能面で洗車が難しい場合もあります。
それは、一部の電動スライドドア車の場合、ドアノブのスイッチに触れてしまい洗車中に開くことで車内が水浸しになった事例も。
その他、過去に東京都内のガソリンスタンドではホンダ「オデッセイ」の洗車トラブルに関するの注意喚起が掲示されました。
これは、2020年11月にマイナーチェンジしたときに搭載された手をかざして開閉する「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」という機能により、前述のように車内が水浸しになるといった事例によるものだと言います。
なおほとんどの電動スライドドア車の場合、自動開閉機能をオフにすることが出来るため、自動車メーカーやガソリンスタンドでは「洗車機を利用する前にはオフに設定するよう」に呼びかけています。
一方で、コーティングしたてのクルマも洗車機の利用は避けたほうがよさそうです。
コーティングが硬化する前にクルマを洗車機に入れると、成分を除去してしまうためです。
コーティングを施したあとは、完全に硬化する2週間後までは洗車機を利用しないほうが賢明なようです。
※ ※ ※
洗車機を利用できるか判断に迷う場合は、店舗スタッフに相談するとよいでしょう。
実際殆どの名前が挙がってる車種乗る層はコイン洗車なんて使わないだろ。
スーパースポーツなら手洗い専門店、ロングボディなら個人より法人持ちが多いだろうから社内で手洗い。普通なら車体金額が上がるに連れて洗車に掛けられる金額も上がるし、保管場所も地下やガレージが多いだろうから青空駐車と比べ洗車頻度も少なくて済む。
普通車でセンサードアの類がトラブルになる場合、殆どが説明書の記載は勿論、D購入時にも説明されるんではないだろうか?
対象車に乗ってる人間からしたら至極当たり前の事だろうと思う。