運転中に雨で前が見えづらいです。 「フロントガラスの手入れ」はしたほうが良いのでしょうか? 自分でやるコツはあるのでしょうか?
自分で「フロントガラスの撥水コーティング」どうしたらいい?
クルマのコーティング専門店で撥水コーティングをおこなう際は、まずほかの塗装面への付着を防ぎつつ、ガラス面の端ギリギリまで磨けるようにするため、養生作業をおこないます。
その後、撥水コーティング剤とガラスの密着性を高めるために、ガラス面を綺麗に清掃して油膜分を完全に取り除きます。
最後に、撥水コーティング剤を均一に塗布し、乾燥させて仕上げるといった工程です。
さて、費用を抑えるため、フロントガラスの撥水コーティングを自分で施工したい方もいるのではないでしょうか。
自分で撥水コーティングを施工するときのコツや注意点について、前述の担当者は以下のように話します。
「撥水コーティングには、いくつかポイントがあります。
まず、施工する場所は、ホースでしっかりとガラスに水をかけられる環境があるといいと思います。
また、油膜を綺麗に取るのがポイントとなりますが、油膜をとった後に水洗いが必要です。
雨の日や湿気の高い日などは洗った後に水が乾きにくく、水垢になりやすいので注意が必要です。
最後にコーティングの拭き取りがうまくいかないと、ギラギラしてしまい、余計見にくくなることもあるので、丁寧におこないましょう」

撥水コーティング面は、徐々に溶け出して日常的な汚れと相まって油膜を形成しやすくなってしまいます。
撥水するために、コーティング剤を塗布したのにもかかわらず、十分な効果を得られず、逆に油膜の原因になることもあるようです。
そのため、撥水コーティング施工前に油膜をしっかり落とすといったきれいな下地づくりが重要です。
※ ※ ※
雨の日の運転でも視界を良好にするために、フロントガラスの撥水コーティングは役に立ちます。
しかし、コーティング剤を塗布する前に油膜をしっかり取らないと十分な効果を発揮できません。丁寧に作業することを心がけましょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。










































