クルマのドアに装着された「謎のバイザー」どんな機能!? 「付いてないクルマ」と何が違う? 気になる「効果」や取り付け方法とは
クルマのドアや車体の上部に、「庇(ひさし)」のようなパーツが取り付けられているのをよく見かけます。このパーツは一体どのような機能を持っているのでしょうか。
「謎のパーツ」は縁の下の力持ち!?
街を走っているクルマをよく見ると、窓やドアの上部に「庇(ひさし)」のような“謎のパーツ”が装着されたモデルを多く見かけます。
これは一体なんという名称のパーツで、どのように役立つものなのでしょうか。
先述のように、サイドウインドウにかぶさるような形でドアに取り付けられたこのパーツの正式名称は、「ドアバイザー」。
人によっては短略して「バイザー」と呼ぶこともあります。
ドアバイザーは、家屋のひさしと同様に「雨水を除ける」ために装着されており、これのおかげで雨天時でもサイドウインドウを少し開けて、車内の空気を入れ替えることが可能になっています。
これがドアバイザーを装備していないクルマであれば、窓をわずかに開けただけでも隙間から雨水が入ってくるでしょう。
またドアバイザーは晴天時でも役に立ち、クルマが停止していれば小さなゴミやホコリの侵入を防ぐ効果もあります。
このような機能から、車内の換気を重視するユーザーや、雨の日に窓を開けてタバコを吸う習慣のある人にとってドアバイザーは必須ともいえるアイテムになっているのです。
そんなドアバイザーですが、基本的には新車を購入する際にオプションとして購入されることが多く、ゆえにクルマに取り付けられた状態で納車されることが一般的です。
ドアバイザーの価格はメーカーや製品によって違いはありますが、おおよそフロント・リア用の左右4枚セットで約2万円前後といったところで、他のオプションとセットになっているお得なパッケージが設けられていることもあります。
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