「まえぇぇ!」まさに「高速道路ミサイル」!? 工事帯に突っ込む“衝撃映像”が話題に? “費用請求”するも「当て逃げ」のケースも… 無惨すぎる「実情」とは
ACC機能を過信した「ながら運転」に注意!
改めて進入事故防止について、担当者は以下のように注意を呼びかけます。

「高速道路上の工事規制箇所へ衝突する事故が多発しています。
ACCなどの運転支援機能を過信し前方を見ていないと思われる事故や、スマートフォンなどをみながらの『ながら運転』による事故の多発と考えられます。
ACCなどの運転支援機能(自動運転レベル2)は、工事規制材箇所の矢印板には反応しませんので、運転の補助機能として活用し、走行中は前を見て運転してください。
また、スマートフォンを少し見ただけでも、高速道路では1秒間に約30mもの距離を進みます(時速100km/h換算)。
ながら運転は『しない・させない・許さない』ようお願いいたします」
ちなみに、仮にドライバーが進入事故を起こした場合はどのように対応をすれば良いのでしょうか。対応について担当者は以下のように教えてくれました。
「慌てずに、自走可能であれば路肩などの安全な場所へ移動してください。その後、速やかに警察(110番)へ通報してください」
※ ※ ※
前述にもあるアダプティブクルーズコントロールは、車両前方に備え付けられたカメラやレーダーなどによって前方車両を認識し、ドライバーがアクセルペダルを操作しなくても、一定の車間距離を保ちながら追従することが可能な運転支援機能です。
ドライバーにとっては便利な機能といえますが、あくまでこうした支援機能は“支援”であり、運転の主体はドライバー(人間)です。
各自動車メーカーの安全支援機能の注意点には、システムを過信せず常に自らの責任で周囲の状況を把握し、自身の操作で安全を確保することと必ず記載があります。
また安全支援機能は、今回のような工事規制箇所の規制看板などに反応しないケースがあり、例えばトヨタ安全機能「Toyota Safety Sense」では、「車線と誤って認識するような路側構造物(ガードレール・縁石・反射ポールなど)があるときにはハンドル操作サポートが正常に作動しない場合がある」と説明しています。
ドライバーはこうした高速道路での思わぬ事故を起こさないよう、引き続き気を引き締めて安全運転を心がけましょう。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。

















































