GSで慌てる「給油口どっち!?」 実は車に乗ったまま確認できる! 覚えておきたい“便利なマーク”ってどんなもの?

セルフ式GSで上手に給油するには?

 以前のガソリンスタンドは、スタッフが誘導や給油してくれるフルサービス式(有人式)がメインでしたが、最近はドライバー自らが給油をおこなう「セルフ式」が増えています。

 都内のガソリンスタンドのH店長に「給油で慌てないポイント」について聞いてみました。

「給油口(マークで確認)とは逆側に給油ホースがある『計量機(給油ホースがついている機械)』しか空いていなくても大丈夫です。

 給油ホースは反対側に給油口があっても十分届く長さになっていますので、慌てずに空いている給油スペースに停めてください」

最近ではセルフ式のスタンドが当たり前となった
最近ではセルフ式のスタンドが当たり前となった

 ちなみに給油口の開けかたは、運転席の右足元付近にあるレバーを引っ張る、またはハンドル右下あたりにあるスイッチで開けるタイプのほかに、直接外側から給油リッド(フタ)を開けるタイプがあります。

 直接外側から開けるタイプは車両のロックと連動していることが多く、給油スペースにクルマを寄せてエンジンを停止したあと、オートロックがされている場合は解除する必要があります。

「燃料の違いも問題になることがあります。セルフ式の場合、給油ノズルはレギュラーが『赤色』、ハイオクが『黄色』、軽油は『緑色』と定められています。

 ディーゼル車なのかガソリン車なのか、ガソリン車だったらハイオク仕様かレギュラー仕様かを事前に確認しておくと安心です。

 ガソリン車の場合はハイオクでもレギュラーでもどちらを給油してもあまり心配はいりませんが、間違ってもディーゼル車にガソリン、ガソリン車に軽油を使用しないこと。

 エンジンが壊れてしまいますので、間違って給油した場合は速やかにスタッフを呼び、事情を説明して指示を仰いでください」(ガソリンスタンド H店長)

※ ※ ※

 セルフ式ではガソリンを「最後のちょい足し」する人がいるかもしれませんが、これは噴きこぼれるリスクのほうが高く、あと数滴多く入れるメリットはありません。

 もし万が一、給油後に燃料計が満タンを指していないようなら、ちょい足しするのではなく、改めてのちほど給油したほうが安全です。

【画像】「えっ…!」これが「給油口の位置」を瞬時に見分ける方法です!画像で見る(28枚)

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