日産「新型エクストレイル」発表! 安全性アップ&“オシャ”すぎるブロンズ仕様登場! 豪華内装の「高級SUV」アンダー370万円で登場

2024年5月16日、日産はミドルクラスSUV「エクストレイル」を仕様向上し、90周年記念車「90th Anniversary」とあわせて6月20日より発売すると発表しました。どのような変更が加えられたのでしょうか。

安全装備をさらに標準化! オシャレな記念車も新設定

 日産は2024年5月16日、「エクストレイル」一部改良モデルを発表するとともに、90周年記念車「90th Anniversary」を新設定しました。6月20日より発売します。

カッパーカラーがオシャレ! 日産 新型「エクストレイル X e-4ORCE 90周年記念車」
カッパーカラーがオシャレ! 日産 新型「エクストレイル X e-4ORCE 90周年記念車」

 2000年に誕生したエクストレイルは、タフな造りと高い走破性を特徴としたミドルクラスのSUVで、国内をはじめ北米や欧州、中国など多くの海外市場で販売されるグローバルモデルです。

 現行型は4代目で、世界に先駆け北米で2020年6月に発表された後、中国や欧州など世界各国に順次投入され、日本では2022年7月に発売されています。

 先進運転支援機能「プロパイロット」や「360°セーフティシールド」などを搭載するほか、日本仕様では全車が電動モデルとなり、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」が4WDモデルに採用されています。

 パワーユニットは、1.5リッター直列3気筒VCターボ+ハイブリッドの「e-POWER」。

 ボディサイズは、全長4660mm×全幅1840mm×全高1720mm、ホイールベース2705mmです。

 日産によると現行モデルは、「洗練されたデザインから感じられる上質さと、電動駆動4輪制御技術『e-4ORCE』による力強い走りを掛け合わせたプレミアムSUVとして、ユーザーから好評を得ている」といいます。

 今回の一部改良ではこうした特徴はそのままに、さらなる仕様向上が図られました。

 安全性の強化として「インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)」と「インテリジェント ルームミラー」を全車標準装備化。

 あわせて「NissanConnectナビゲーションシステム」にHDMI端子を設定し、日産オリジナルナビゲーションやディスプレイオーディオに、インテリジェントアラウンドビューモニターの映像を投影可能とするなどし、使い勝手を向上させています。

 また上級仕様「G」グレードの内装では、これまでの「タン」に加えて「ブラック」のナッパレザーシートが、「X」グレードでは19インチタイヤとアルミホイールが選択可能となるなど、多様なオプションを用意しました。

 さらに、これまで2トーンカラーのみに設定されていた人気色の「シェルブロンド」が、単色でカラーラインアップに追加しています。

 そして今回新設定された90周年記念車はXグレードをベースに、ルーフレールとフロントグリルの「Vモーション」をカッパー(ブロンズ・銅色)化し、ブラックカラーにカッパーストライプがデザインされたドアミラー、ブラック化した18インチアルミホイール、「リモコンオートバックドア」を標準装備しました。

 シート地には、合成皮革に特殊な表面形状とコーティングを施した日産独自開発の次世代シート素材「TailorFit(テーラーフィット)」にカッパー色のステッチを施したものを採用。「90th Anniversary」のタグとともに、特別感を演出しています。

 新型エクストレイルの販売価格(消費税込み、以下同)は、「S」(2WD)360万1400円から、「G e-4ORCE」(4WD)475万2000円まで。

 90周年記念車は、404万3600円(2WD)から447万4800円(4WD)までです。

※ ※ ※

 日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、仕様変更した新型エクストレイルにあわせ、同車をベースにしたカスタムカー2モデルにも同様の変更を加え、2024年6月20日より発売します。

 新型エクストレイル「AUTECH(オーテック)」は、同社伝統のクラフトマンシップを継承し、スポーティでありながら高級感漂うスタイリングを伸長させたブランド。

 素材などの細部にもこだわりを持つユーザーに向けて、「プレミアムスポーティ」をコンセプトに、ブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」のイメージから想起したブルーをブランドのアイコニックカラーとしています。

ブルーを随所にあしらった新型エクストレイルのカスタムモデル「AUTECH(オーテック)」の内装
ブルーを随所にあしらった新型エクストレイルのカスタムモデル「AUTECH(オーテック)」の内装

 もうひとつのカスタムカーであるエクストレイル「エクストリーマーX」は、よりアクティブな個性を表現したいユーザーに向けて、専用のエクステリアパーツや防水シートを装備し、初代エクストレイルからのDNAである「タフギア」イメージをさらに高めたモデルです。

 ともにインテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)とインテリジェント ルームミラーを全車標準装備とし安全性を強化するとともに、NissanConnectナビゲーションシステムにHDMI端子を設定するなど、使い勝手の向上を図りました。

 販売価格は、AUTECH(FFおよび4WD)が457万9300円から533万2800円まで。エクストリーマーX(4WDのみ)が449万2400円から462万3300円です。

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