ホンダが新型「フリード」初公開! 最大のライバル「シエンタ」との“大きな違い”とは!? 最新「小型3列ミニバン」徹底比較!

ホンダが3代目となる新型「フリード」を初公開しました。コンパクトミニバンではトヨタ「シエンタ」がライバルとして存在していますが、両車はどのようなところが違うのでしょうか。

「フリード vs シエンタ」どう違う?

 ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が8年ぶりにフルモデルチェンジし、3代目モデルが2024年6月頃に発売されます。
 
 新型フリードのグランドコンセプトは、「“Smile” Just Right Mover (“スマイル”ジャストライトムーバー)」。人びとの暮らしだけではなく、使う人の気持ちにも寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマとなることを目指して開発したといいます。

左:新型フリード/右:シエンタ
左:新型フリード/右:シエンタ

 コンパクトミニバンといえば、トヨタに「シエンタ」が存在。フリードの直接的なライバル車といえますが、両車にはどのような違いがあるのでしょうか。

 新型フリードは、上質で洗練されたシンプルなデザインの「FREED AIR(フリード エア)」と、力強く遊び心にあふれるデザインの「FREED CROSSTAR(フリード クロスター)」の2タイプを設定。

 両タイプともに3列シート仕様としたのに加え、フリード クロスターでは2列シート仕様も選択することができます。
 
 ボディサイズは、フリード エアが全長4310mm×全幅1695mm×全高1755mm、フリード クロスターが全長4310mm×全幅1720mm×全高1755mmと、フリード エアに関しては従来モデルと同じく5ナンバーサイズに収めています。

 対するシエンタは現行の3代目モデルが2022年8月に登場。「5ナンバーサイズ」「最新の安全・安心装備」「低燃費」、「お求めやすい価格」という魅力はそのままに、初代からの「使い勝手の良い室内空間」を一層磨き上げました。

 ツール感溢れたデザインが特徴的なシエンタですが、フリードがエアとクロスターの2タイプを用意するのに対し、シエンタは1タイプとなっています。

 シエンタのボディサイズは全長4260mm×全幅1695mm×全高1695-1715mmと、フリードのほうがやや大きいサイズ感となっていますが、両車ともにコンパクトで取りまわし性が良いことには変わりはありません。

 なお、シエンタも2列シート仕様と3列シート仕様を設定。2列シート仕様は5人乗り、3列シート仕様は7人乗りです。

 その点新型フリードの場合、フリード エアでは3列シート6人乗りを基本としつつ、3列シート7人乗りのグレードも用意。フリード エア・フリード クロスターの2列シートは5人乗りとしました。

 また新型フリードとシエンタでは、シートアレンジが大きく異なります。

 シエンタの2列シート仕様には、ワンアクションで倒れると同時に床下に収まるシンプルな「チルトダウン機能」が備わります。

 3列シート仕様は、2列目シートをチルトダウン機能で前に倒してから、3列目シートを2列目シートの下へ押し込んで収める「ダイブイン機能」が組み込まれており、荷室とつなげてフラットな空間にすることが可能です。

 新型フリードの3列シート仕様は、従来モデルと同じく3列目を両サイドに跳ね上げて格納する方式を採用しているのですが、跳ね上げた時の荷室幅が160mm拡大され、荷室容量が拡大しています。

 また、3列シートの固定位置が低くかつ手前になったことで、これまで以上にラクに格納することが可能。そのうえで、シートの座り心地の良さを維持しているなど、開発にこだわったとホンダはいいます。

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