トヨタ新型「“ヒンジドア”ミニバン」発表! タフ顔が超カッコイイ「クリスタ」! MT設定アリ&上品仕様な「GX+」印に登場
トヨタのインド法人は2024年5月6日、3列シートMPV(マルチ・パーパス・ビークル)「イノーバクリスタ」の新グレード「GX+」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新型“ヒンジドア”ミニバン「イノーバクリスタGX+」発表
トヨタのインド法人は2024年5月6日、3列シートMPV(マルチ・パーパス・ビークル)の「イノーバクリスタ」に新グレード「GX+」を追加したと発表しました。
イノーバは、2004年にトヨタが始めた新興国向け世界戦略車「IMV(Innovative International Multipurpose Vehicle)」プロジェクトの一環として開発されたMPV。
車名は国によってまちまちですが、インドでは2005年に初代がデビュー。2013年に2代目、2020年に3代目となる際、クリスタのサブネームが加わり、現在に至っています。
ボディサイズはトヨタの中型SUV「RAV4」ほどで、シートレイアウトは2-2-3の7人乗りまたは2-3-3の8人乗りです。
パワートレインは最高出力150PS/最大トルク343Nmの2.4リッターディーゼルエンジンに5速MTを組み合わせたFWD(前輪駆動)のみ。ATや4WDの設定はありません。
従来のグレードは廉価順に「G」「GX」「VX」「ZX」。そのうちのGXをベースに、14のアイテムを追加したのが今回新設定の「GX+」です。
主な追加装備は木目調の加飾パネル、自動格納ミラー、リアカメラ、ドライブレコーダー。上級ファブリックシートなど。外観ではグリルに上級グレードと同様、艶加工が施されるなど、上質な雰囲気を高めています。
価格は213万9000ルピー(約395万円)。GXの1万9400ルピー(約3万5000円)高に抑えることで、お買い得感を訴求します。
イノーバクリスタは、インド国内で累計100万台以上を販売した主力モデルです。2022年に新世代の3列シートMPV「イノーバハイクロス」が新たにラインナップされましたが、ハイクロスはガソリン車とハイブリッド車のみの設定で、ディーゼル車がありません。
そのイノーバクリスタは、ディーゼル車であり、装備内容に対するコストパフォーマンスでも一定の支持を得ています。同社は、今回のテコ入れで販売の底上げを狙う考えです。
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