人気の「キャンピングカー」借りて旅行したい!「レンタル費用」相場はどれくらい? 運転時の「注意事項」もまとめて解説!

「キャンピングカー」の運転は熟練ドライバーでも戸惑う!

 基本的にキャンピングカーは車体が大きく、普段運転しているクルマとは運転感覚が大きく異なるため、いつもと同じ感覚で運転するのは危険です。

時間に縛られず、のんびりと自由な旅がしたい人に最適!(画像はイメージ)
時間に縛られず、のんびりと自由な旅がしたい人に最適!(画像はイメージ)

 JAPAN C.R.C.の担当者に“キャンピングカーを運転する際に注意すること”について聞いたところ、以下の回答がありました。

「キャンピングカーの運転では、とにかくスピードを出し過ぎないことが大事です。

 車高が2mを超えるモデルも多く、スピードが速いと少しハンドルを動かしただけで車体が不安定になり、強い風が吹いているときはふらつくこともあるので、乗用車に慣れているドライバーは驚くかもしれません。

 さらに高速道路の走行中に不安定になってしまうと、車両が横転してしまう恐れがあります。そのため高速道路でも時速80キロを上限として走ることをオススメしています」(JAPAN C.R.C.の担当者)

 また、「普段のクルマと“内輪差”が違う」のも気をつけておいきたいポイントとのこと。

 この内輪差の違いから、右左折時に壁やガードレールにぶつかったり、隣に停めてあるクルマにぶつかったりする可能性があるのです。

 キャンピングカーの修理代金は10万~30万円と高額に上ることもあるそうですから、楽しい旅行にするためにも運転時には注意を払いしましょう。

 他には「貸し出し可能年齢」もしっかり確認が必要です。

 キャンピングカーのレンタル業者によっては、レンタル可能年齢が20歳以上、また運転免許取得から1年以上の人と定めている場合があります。

 先述したようにキャンピングカーは一般的なクルマよりも運転するのが難しく、初心者や運転に慣れていない人の場合は必然的に事故や破損のリスクが高くなるため、こうした制限を課しています。

 またこれ以外にも厳格なルールを設けているレンタル業者もあるそうですので、利用ルールについても事前に調べておくと良いでしょう。

※ ※ ※

 このように、レンタル業者やキャンピングカーのクラスにも左右されますが、おおよそ1日3万円前後の料金でキャンピングカーは借りることが可能です。

 ホテルのようにチェックイン・アウトなど時間に縛られることが無く、のんびりと自由な旅がしたい人は、一度キャンピングカーの利用を検討してみても良いかもしれません。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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