レクサスの「“ミッドシップ”スーパーカー」!? 美麗シルエットが超カッコイイ! まさかの「ミッドエンジンLC」CGの実現性は?
レクサスのフラッグシップクーペ「LC」。そのエンジンレイアウトをミッドシップ化したイメージCGをRain Prisk氏が独自で作成し公開しています。実現性はあるのでしょうか。
レクサスの和製スーパーカー!? 現実性は?
レクサスのフラッグシップクーペ「LC」。そのエンジンレイアウトをミッドシップ化したイメージCGが公開されています。作成したのはエストニアのグラフィックデザイナー、Rain Prisk氏です。
エンジンを車両中央付近に配置するミッドシップ(MR:ミッドシップエンジン・リアドライブ)レイアウトは、クルマ好きにとって無性にそそられる手法ではないでしょうか。
スーパーカーやフォーミュラーカーが採用していることからも分かるように、「サーキットでとにかく速く走るため」といった割り切った目的に対して、理にかなった手法です。
それでいて、たとえ速く走らなくとも、MRならではの俊敏さはドライバーに操る楽しさをもたらします。居住空間が狭くなるなど、実用面ではデメリットが目立ちますが、そもそも実用面をはなから追求していないところが、ある種の贅沢さだったりします。
そんなMRを、もしもレクサスのLCが採用したら……という発想で描かれたのが今回紹介するイメージCGです。
フロントが短くなり、キャビンとドアが前方へ寄せられ、リアが長くなったほか、ピラー付近に描かれたエアインテークもMRではお約束の要素です。
ところでFR(フロントエンジン・リアドライブ)モデルのミッドシップ化と聞いて、シボレー「コルベット」を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
1954年の初代登場からずっと貫いてきたFRレイアウトを2020年発売の8代目でMRに転換した”事件”は世界のスポーツカーファンを大いに驚かせました。
LCもひょっとして、という可能性を見出したくなりますが、レクサスは2035年のBEV(バッテリー式電気自動車)ブランドへの変革を目指しており、そういった事情を鑑みると、ミッドシップ開発への投資はナンセンスでしょう。
いずれにしてもフラッグシップクーペというのは、そのブランドを象徴する存在であり、販売面が乏しくても、存在すること自体に意義があります。
先日、イギリスのラインナップからLCと「RC」が消えました。新たなフラッグシップクーペ登場への伏線なのかもしれません。
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