RAYSホイール装着車が700台以上集結! 毎年大盛況の感謝祭「2024 レイズファンミーティング」リポート
2022年に初開催された「RAYS FAN MEETING(レイズファンミーティング)」は、RAYSホイールユーザーに対してメーカーから日頃の感謝を伝えるためのイベントです。初年度は約400台のイベントでしたが、2024年はなんと700台オーバー! 大盛況に終わった同イベントをリポートします。
スポーツカーだけでなく、軽・コンパクトやミニバン、SUVに輸入車などさまざまな車種が集結!
「RAYS FUN MEETING(レイズファンミーティング)」が2024年4月21日、静岡県小山町の富士スピードウェイで開かれました。毎年恒例となりつつあるイベントで、アルミホイールメーカーとして知られるRAYSが開催し、同社のホイールを愛用するユーザーが自慢の愛車で集うミーティングとなっています。
3回目の開催となった今回も、昨年同様に富士スピードウェイのP7駐車場を会場に開催され、エントリー枠が受付開始から1週間足らずで満枠となるほどの人気ぶり。当日の会場には新旧のRAYSホイールを装着した車両が集結しました。
車種もスポーツホイールのイメージの強いRAYSだけにスポーツカーが中心となってはいましたが、コンパクトカーや軽自動車、ミニバンにSUV、果ては輸入車までバリエーション豊かなユーザーカーのほか、RAYSホイールを装着したデモカーやフォーミュラDマシン、FIA世界耐久選手権に参戦していたトヨタのマシンまで、幅広い車両が展示されました。
過去のファンミーティングでは天候が崩れることも多く、今回壇上であいさつをしたRAYSの斯波翔太郎社長も「今日は“足元の悪い中”というあいさつを考えていたのですが……」と話すほどでしたが、今回は最後まで雨に降られることもない絶好のミーティング日和となりました。
イベントではこちらも毎回恒例となった大抽選会が午前と午後の2回に分けて実施され、特大賞にはRAYSの鍛造ホイールを1台分贈呈と大盤振る舞いされました。
それ以外にも市販されていない1/4スケールのTE37SAGA(こちらも鍛造)や、SEIKOとのコラボクロノグラフウオッチなどが用意され、参加者は番号の発表を固唾(かたず)をのんで見守っていました。
会場にはデモカー以外にもRAYSの手掛けるアルミホイール100種類ほどがズラリと展示され、中には初披露となるニューモデルも複数ラインナップしていました。ではここからRAYSスタッフイチオシの新商品をいくつかご紹介しましょう。
VOLK RACING TE37 SAGA S-plus BLACK SHADOW LTD.
RAYSブランドのホイールの中でも圧倒的な知名度を誇るTE37は、1996年の誕生以来、数々のアップデートを重ねてきました。
2016年に登場したTE37 SAGAは、軽量という美点はそのままに強度を大幅に高めて安全マージンを確保しています。そしてそのさらなるアップデート版となるS-plusはさらに各部を見直して細部まで最適化を図ったモデルとして知られていますが、そのTE37 SAGA S-plusに「マットトランスルーセントブラック」という限定色を与えたのが、今夏登場予定の「VOLK RACING TE37 SAGA S-plus BLACK SHADOW LTD.」で、TE37シリーズに新たな魅力を与えてくれる新色となっています。
gramLIGHTS 57NR
ドリフト系競技を中心にあらゆるジャンルのユーザーに支持を集めている57CR、57DR、57XRを擁する“Rシリーズ”に、最強を狙うニューモデルが登場しました。それがこの「57NR」というモデルです。
レイズ伝統のN系デザインを踏襲した10本スポークは、応力分散性に優れ、路面からの入力をしっかりと受け止め、スポーク間には剛性を高めるため、新意匠「C-FORM」が設定されました。
またレイズが新しく開発した「H.S.PLUS」(高強度化技術)によってインナーリムの強度が飛躍的に向上しており、大パワー化が目覚ましいドリフト系競技の酷使にも耐えうるホイールとなっているのです。
今回はすでに発表されているダークブロンズとグラスブラックのほか、夏ごろ追加予定の新色「アームスグレー」も展示されていました。
TEAM DAYTONA M8 xB Edition
SUVに向けたオフ系メッシュスタイルの新提案として、8交点のラフメッシュxビードロックテイストで構築し、すでに多くのファンを獲得しているTEAM DAYTONA M8にも新色が登場しました。
このモデルには新技術となる電着塗装のE-pro Coatが用いられており、リム部とディスク部がツートンカラーに塗り分けられ、xB Edition(バイビー エディション)と名付けられています。
これによりビードロックテイストのリム部分がより強調されることで、SUVにピッタリなワイルドさがプラスされており、リフトアップや大径タイヤなどでアップデートした足元にも負けない存在感を放ってくれるデザインとなっています。
「RAYS FAN MEETING」は来年も開催予定!
そしてイベントの最後には来場者の投票によって決められたアワードカーを発表。今回は、ワイドボディで武装したGRB型インプレッサSTIと、当時のツーリングカー風の雰囲気をまとった2代目プリメーラ、そしてまるでレーシングカーのように変貌した2代目デミオの3台が受賞しました。
さらに社長賞が、往年の名ホイールであるVOLK RACING Gr-Cを装着&展示していたZN6型86のオーナーに贈られました。
今回も大盛況のうちに幕を閉じたレイズファンミーティング。もちろん来年も開催を予定しているということなので、古くからのレイズファンはもちろん、次はレイズのホイールを履いてみたいと考えている人も次回の開催を心待ちにしたいところです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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