軽で「4人寝れる仕様」も! ホンダやスズキ「軽バン車中泊」スゴい! どんな人がやる?
軽バン車中泊に人気なクルマとは?ポイントは横になれるフラットで広い空間
さて、軽バンと言っても、さまざまな種類があります。車中泊と相性がよい軽バンとしてはどのようなクルマがあるのでしょうか。
車中泊したい人に人気の軽バンについて、ホンダディーラーの担当者は以下のように話します。
「最近、軽バンで車中泊したいという人は多く弊社では『N-VAN』が人気です。
N-VANは商用車で大容量、そしてシートがフルフラットになるので、アウトドア用として車中泊するのに使いやすいです。
また、豊富なカラー設定があり、『かわいいクルマでキャンプに行きたい』というお客様からも好評です」
さらに、ダイハツディーラーの担当者は以下のように話します。
「車中泊やアウトドアで利用する軽バンですと、弊社は『アトレー』が人気です。
ほかにも、ダイハツの商用車に『ハイゼット』がございますが、こちらはレジャーで使うために購入するあまりいらっしゃいません。
以前、アトレーは乗用タイプのアトレーワゴンとして販売していましたが、2年前にフルモデルチェンジをおこない、商用車として発売を開始しました。
この通り、もともと乗用車として販売していたため、デザインに乗用車らしさが残っています。
その結果、女性からの人気もあり、『商用車らしくないのがいい』と反響をいただいています。
アトレーについていうと、デザイン性から選ぶ人も多い印象です。
一方、ハイゼットは商用車としての内外装がしっかりと施されているため、アウトドア用として選ばれにくいようです。
また、これらのクルマにはスマートアシストという予防安全機能もついているため、『趣味でアウトドアを始めたけど、運転し慣れていない』という人からもお問い合わせをいただいております」
車中泊に適した商用向けの軽バンではなく乗用の軽ワゴンでも車中泊に適したモデルは多くあります。
アウトドアテイストを盛り込んだスズキ「ハスラー」や「スペーシアギア」、三菱「eKクロス」などでも車中泊をするユーザーは存在しています。
スズキやホンダでは、車種専用で車中泊を意識した純正アクセサリーを設定。
さらにキャンピングカーメーカーも軽バンをベースとした車中泊仕様や軽キャンパーを展開しています。
こうしたこともあり、一層車中泊をはじめとする軽自動車を使ったアウトドアライフは定番化しているようです。
※ ※ ※
クルマ自体は小さいものの、大人が横に慣れる広い空間をも持つ軽バンは、車中泊やキャンプを楽しむ人にとって利便性が高いと評価されています。
とりわけ若い人やファミリー層に人気。女性だけのキャンプでも、テントではなく車内で寝ることで、安心・安全なアウトドアを楽しむことができるでしょう。
アウトドアが趣味という人は、いろいろなメーカーの軽バンをチェックしてみてもよいかもしれません。
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