タイヤの「空気圧」“少し高め”が良い理由は?「高すぎ・低すぎ」NG! どれくらい高めがベストなのか?
空気圧チェックで重要なこととは?
国土交通省や警視庁などで構成されるエコドライブ普及連絡会の資料では、空気圧が不足すると燃費へ悪影響があることが報告されています。
資料によると、タイヤの空気圧が適正空気圧より50kPa不足していると燃費が悪化。2%~4%ほど高いガソリンを使用しているのと同じ状況になります。
たとえば、2024年3月時点のレギュラーガソリンの価格は174円/リットルですので、4円~7円の余計な出費が発生することになるというわけです。
空気圧の点検・充填は、ガソリンスタンドやカー用品店、ディーラー、自動車修理工場で行えます。
点検・充填は無料で行っている店舗が多いですが、数百円ほど料金のかかる場合もあるため作業前に確認しましょう。
セルフサービスのガソリンスタンドに設置されているコンプレッサーは、エアタンク型と据え置き型の2種類があります。店舗によって置いてあるタイプが異なるため、使い方が分からない場合はGSスタッフに教えてもらいましょう。
自宅での補充もできますが、クルマのタイヤ専用のコンプレッサーが必要です。
コンプレッサーとは空気を圧縮して送り出す装置で、「片手で持てる」「地面に置いて利用する」などさまざまなタイプが存在。インターネットやカー用品店で購入できますが、安くても数千円ほどかかるため、無料で空気を入れられる店舗を探すのがおすすめです。
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空気圧の点検は、タイヤが冷えている状態で行うのが最も重要なポイントです。
走行後はタイヤとホイールが温まっており、空気が膨張しているため正確な空気圧の測定ができないからです。
走行前の測定が最も正確ですが、走行後に空気圧の点検をする場合は停止してタイヤとホイールが冷めてから行いましょう。
そして空気圧を点検する際はタイヤの溝やキズ、ひび割れなども同時に確認しておくとタイヤの異常を早期発見できます。
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