ホンダの「コスパ最強SUV」が魅力的! 新型「WR-V」何がスゴい? 209万円からのインド製SUVの実力は?

とにかく運転しやすい! 願わくばMTの導入を…

 ということで試乗と行きましょう。

 エンジン始動はスマートキーによるプッシュボタン。Dレンジをセレクトして走り出すと、必要にして十分のパワー感だったりして、おそらくCVTのギア比を低めにしているのだと思う。

 118馬力の1.5リッターエンジンながら、東京都内の交通の流れに余裕で乗って走れます。首都高も走ってみたが、必要にして十分の動力性能を持つ。

 意外だったのは「運転のしやすさ」。フロントウインドウ越しに角ばったボンネットの左右と先端が見える。

 これはクロカン4WDなどに好んで使われる手法で、クルマの大きさ感や、ハンドル操作した時の挙動がよくわかります。

ホンダ新型「WR-V」
ホンダ新型「WR-V」

 車庫入れや狭い道でクルマをコントロールするのに役立つので、運転技量の上達途上のドライバーや、運転を苦手とする人ほど「いいね!」と感じるようだ。

 視界に限らずハンドル切った時のレスポンスや、アクセル開けた時の加速感、ブレーキ踏んだ時のタッチやコントロール性など全般的に初級ドライバーでも運転しやすい素直な動きを見せる。

「インド工場のクルマの仕上がりやいかに?」と半分疑いながら運転していたけれど、やがて「乗りやすいですね!」というポジティブな評価になっていく。

 乗り心地も悪くない。最近のホンダ車は全般的に乗り心地がいいが、その中でもWR-Vは上位に入るほど。

 高級な乗り味やNVH(騒音や振動)でこそないものの、むしろ質実剛健。「この価格帯のクルマはこういった乗り味がいいかもしれない」とまで思わせる。まさしくユニクロの衣類です。

 初めて新車を買う人なら新型WR-Vに乗って不満を感じることなど無いと思う。

 ではベテランドライバーだとどうか。いくつか挙げておく。例えばアダプティブクルコンは電動パーキングを採用していないため、停止制御は行わない。渋滞時は車速25km/hを下回ると自動的にブレーキがリリースされてしまう。

 また、シートベルトアンカーの高さが固定されている。運転席はシートの上下リフターで調整可能ながら、助手席は小柄/大柄な人だとショルダーベルトが気になるかもしれない。

 新型WR-Vへのリクエストとしては、マニュアルミッションをラインナップして欲しい。インド向けには当然の如くマニュアルミッションが用意されているから、それを日本で販売すればいい。

 若いユーザーや高齢者には、運転が楽しくて、かつアクセルとブレーキの踏み間違いをしないマニュアルミッションのニーズあるだろう。

 燃費は平均車速20km/h程度の東京都内で10km/Lを少し超える程度。平均車速30km/h程度の道路状況だと12~13km/L。交通渋滞の無い流れの良い道なら15km/Lくらい走ると思う。

 売れ筋の中間グレード「Z」とベースグレードの装備差はアルミホイールと革巻きハンドルくらいのもの。私ならベースグレードを選び、好みのホイールと大きめの液晶モニターなど後付けします。満足度、相当高いと思う。

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Writer: 国沢光宏

Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。

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1件のコメント

  1. 斜め後方から眺めるとアルト?を想像してしまう・・

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