14年ぶり全面刷新! 日産が新型「最上級3列SUV」を世界初公開! 全長5.4mボディにクラストップの“超豪華内装”採用! 斬新デザインの「新型QX80」横浜で実車展示
日産は2024年3月20日に発表した北米向け高級SUV「インフィニティ QX80」を、3月21日から5月6日まで日産グローバル本社ギャラリーで展示しています。どのようなクルマなのでしょうか。
1600万円超えの「ブランド最上級SUV」が横浜に登場!
日産は2024年3月20日、海外向け高級ブランド インフィニティの最上級SUV「QX80」を発表しました。
翌21日からは日産グローバル本社ギャラリー(横浜市西区)で展示されています。
QX80は主に北米などの海外で展開している日産の高級ブランド インフィニティのラインナップのなかで最上級モデルに位置する3列シートSUVです。
14年ぶりのフルモデルチェンジで4代目となった新型QX80は、インフィニティデザインのテーマである“Artistry in Motion”の進化版を採用し、最新のデザインをまとって登場しました。
ボディサイズは、全長5364mm×全幅2115mm×全高1978mm、ホイールベース3073mmです。
エクステリアは、2023年8月に開催の「ペブルビーチ コンクール デレガンス」で初公開された「QX モノグラフ」を基本としています。
フロントはインフィニティのアイコンであるダブルアーチグリルを発展させ、竹林をオマージュした意匠のグリルとLEDデイタイムライトを採用。
ボディサイドはヘッドライトからテールライトまで連続した力強いキャラクターラインを配すとともに、車両のロックを解除すると自動的に現れるフラッシュドアハンドルを備え、洗練された印象を演出。
また、乗員が車両に近づくと印象的なウェルカムライト「インフィニティ ライト パス」が現れるなど、期待をふくらませるような演出も取り入れられました。
リアは、横一文字に配された300個ものLEDテールランプを装備し、光の反射をモチーフにした点灯動作を行うなど、全周にわたっておもてなしの表現を採用しています。
インテリアは、日本文化と「雅」の理念に大きく影響を受けたという優雅なデザインを用い、レーザーエッチング加工を施した金属インレイとオープンポアアッシュウッドトリムを組み合わせた加飾を随所にあしらっています。
さらにシートはステッチ入りセミアニリンレザー素材を用いるなど、手作業による最高級品質で仕上げ、クラフトマンシップへの高い経緯を示していると言います。
ダッシュボードは2つの14.3インチディスプレイが採用され、エアコン制御などがタッチパネル化。シフトもボタン式となり、先進感が高められたモダンなインテリアとなりました。
また、フルサイズ高級SUVセグメントの車両としては初めてとなる「Klipsch プレミアム オーディオシステム」を搭載。
24個のスピーカーのうち、前席ヘッドレストに備わるスピーカーには、個別にオーディオやナビ案内や電話音声を出すことができ、他の乗員が寝ている時に音楽を聴いたり、逆に他の乗員が聴くオーディオを阻害せず通話したりできます。
2列目シートはマッサージ機能やタッチスクリーンによる集中制御コントローラーを装備したほか、冷暖房優先モードといった乗員を重視するモードや赤外線センサーによる温感の感知などを採用し、快適性を高めました。
パワートレインには、最高出力450馬力・最大トルク516 lb-ftを発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。これに9速ATを組み合わせ、駆動方式はRWDもしくは4WDが選択できます。
ボディフレームは横剛性を従来比で58%も向上させたほか、ねじり剛性を300%向上させたパワーステアリングラックなどを採用し、乗り心地とハンドリングを高めています。
さらに、電子式エアサスペンションとダイナミックデジタルサスペンションの搭載によって、乗降時や高速走行時、オフロード走行などでそれぞれ車高を上下させ乗降や走行性能を変えることが可能です。
先進運転支援機能も最新のものが投入されるほか、自動運転技術「プロパイロットアシスト 2.1」を搭載し、高速道路走行中にはハンズオフドライブが可能になっています。
北米での新型QX80の価格は、8万2450ドル(約1248万円)から11万595ドル(約1674万円)で、今夏以降に米国で発売される予定です。
今回グローバル本社ギャラリーで展示されているのは、ボディカラーは「ダイナミックメタル」でインテリアは「バーガンディ」の組み合わせの最上級モデル「オートグラフ」です。
本社ギャラリーではインフィニティ専用ブースが設けられていますが、今回新型QX80の展示は初めてとなりました。
展示期間は5月6日までです。
おもわずレクサスの顔真似したのって思った