日産「新型 R36 GT-R」登場へ 「R35生産終了」で次期型に注目!? 「800万円以下で欲しい人」多い! 期待するコトは「デザイン・性能」どっち?

日産「GT-R(R35)」の生産終了に伴い、「次期型GT-R」への期待が高まっていますが、ユーザーはどのようなことを期待しているのでしょうか。

R35GT-R生産終了! 次期型GT-R登場明言! で期待したいことは?

 日産を代表するスーパースポーツこと「GT-R」。現行モデルの生産終了が明かされましたが、次期型はどうなるのでしょうか。
 
 またユーザーは何を期待するのでしょうか。

これが“R32-R34”を連想させるデザイン!? R36と言いたくなる謎のモデルとは(Thanks Photo:Artisan Vehicle Design)
これが“R32-R34”を連想させるデザイン!? R36と言いたくなる謎のモデルとは(Thanks Photo:Artisan Vehicle Design)

 日産のGT-Rといえば、1969年に3代目スカイラインの高性能モデルとして誕生しました。

 その後、幾度となくスカイラインGT-Rはモデルチェンジ。とくに第2世代となる通称R32・R33・R34は世界的な人気も高くオークションでも高値で取引されています。

 R34は2002年に生産終了となりましたが、その後2007年にはスカイラインから独立するカタチでGT-R(R35)が登場し、最初は777万円からという価格も話題となりました。

 それからモデルチェンジを重ね、常に世界のスーパーカーと渡り歩く性能を保持してきたR35ですが、モデルライフが長くなるにつれて幾度となく「次期型モデル」に関する期待と噂が出ては消える状況が続いていたのです。

 その後、日産は2023年1月に発表した「2024年モデル」で「GT-Rの集大成」と謳ったことや、「ジャパンモビリティショー2023」にて見た目から次期型GT-Rを思わせる「ハイパーフォース」をお披露目しました。

 こうしたことから、2023年にはR35の生産終了や次期型GT-Rへの期待が高まります。

 しかし、2024年3月14日には「2025年モデル」として一部改良されたR35が登場しました。

 その際、日産広報部は次のように説明しています。

「R35 GT-Rとしては2025年モデルが最終となり、生産終了は2025年8月です。

 生産終了の理由としては、一部の部品供給の見通しが立たなくなってきていることがあります。

 なお次期型については、日産を代表するモデルでもあるので開発の検討はしています。

 今後はGT-Rに求められるパフォーマンスと世の中に求められる環境性能の両立が出来るように研究開発を行っていきます」

 こうして正式にR35の生産終了と次期型GT-Rの登場が明確になりました。

 これを受けてくるまのニュースでは、「次期型GT-Rに期待したいこと」というアンケートを実施。

 まず「次期型GT-Rの登場を明言! ズバリ欲しい? 」という質問では、87.5%の人が「欲しい」と回答。

 一方で「欲しくない」と回答した人からは「維持費が掛かりすぎる」「高性能過ぎて持て余すから」「現実離れした性能のクルマはつまらない」といった声も聞かれました。

 次に「どんなデザインが良い?」という質問では、「歴代モデルの要素を盛り込んだデザイン(61.3%)」が最も多く、次に「パイパーフォースの市販版(29%)」、「とにかく空力を意識した流線デザイン(9.7%)」となっています。

 歴代モデルの要素を盛り込んだデザインとしては、「フェアレディZ」が同様の手法で歴代モデルの要素が盛り込まれたこともあり、前述のようにR32-R34のデザインを期待する人も少なく無いようです。

 また最近SNSを中心に話題となっているのがAvante Design社とデザインディレクターのRoman Miah氏が共同で手掛けた「R36」と称されるコンプリートカーで、R35をベーズに歴代モデルのデザインを盛り込んだ仕様となっています。

 また「欲しい人はいくらまでなら買いますか?」という質問では、以下のような結果となっています。

ーーー
 800万円以下:37.5%
 1000万円以下:37.5%
 1300万円以下:9.4%
 1500万円以下:6.3%
 1800万円以下:0%
 2000万円以下:9.4%
ーーー

 この結果では、R35の初期価格や手の届きやすい価格ということで、800万円以下や1000万円以下を希望する人が多かったことがわかります。

 一方で最新版となる2025年モデルの価格は、標準仕様が最も安くても1444万3000円となるため、さらなる性能が求められる次期型GT-Rでは現状同等か2000万円以下を求める人もいるようでした。

 また「次期型GT-Rに期待するのは?」という質問では、「とにかくカッコいいデザイン」が最も多い62.5%となり、続いて「e-4ORCE(電動四駆システム)を使ったコントロール性(53.1%)」、「数値的なパフォーマンス(60%)」となっています。

 また回答者の中には「最近の新車に多い、細いライト類や複雑なデザインじゃなく、原点回帰のようなシンプルで魅了されるデザイン」を求める声もあり、やはり次期型GT-Rには卓説した性能も大事ですが、Gt-R故のデザイン性が求められているようです。

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2件のコメント

  1. 時期GT-Rに期待すること…。「後輪駆動」になること。「スカイライン」GT-Rになること。私たち日本人が、思わず立ち上がって拍手するような車を作って欲しい。「世界最速」でなくともそれはできるはずだ。

  2. 800万以下でGTRが作れると思っている人が意外と多いというところが驚き。
    また、いまだにFRにこだわっている人がいるのに驚き。
    現在残っている数すくないマッチョカーの一台なわけだが、ただ速く走ることだけに特化させた車であることに間違いない、どこでも早い、誰が乗っても安全で速い車それがGTR
    ハイパワーで安全の条件の4WD、300Kを安全に走るためにどんどん大きくなる車体、ハイパワーのために大きくなる排気量。
    もとには戻れない、このまま速くなっていく、そして安全に

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