三菱「新型パジェロS」登場へ!? 「伝説のSUV名」6年ぶり復活なるか!? 「ド迫力3列SUV」日本導入に期待できる理由とは
2023年7月26日、約9年ぶりのフルモデルチェンジを果たした新型「トライトン」が、世界初公開されました。となると気になるのが同車(先代モデル)をベースとしたSUVの「パジェロスポーツ」のフルモデルチェンジ。その可能性を探ってみました。
新型「トライトン」登場…ということは新型「パジェロS」登場へ?
2023年7月26日、約9年ぶりのフルモデルチェンジを果たした新型「トライトン」が、タイ・バンコクで世界初公開されました。日本でも2024年2月15日から販売が行われています。
そんなトライトンには、国外では同車(先代モデル)をベースとしたSUVの「パジェロスポーツ」が販売されています。トライトンがフルモデルチェンジしたということは、パジェロスポーツもフルモデルチェンジが間もなく…ということが期待されますが、その可能性はあるのでしょうか。取材してみました。
パジェロスポーツは、本格SUV「パジェロ」の名称とオフロード性能・信頼性・耐久性を継承しながら、快適性・機能性を兼ね備えたミッドサイズSUV。その初代モデルは、「チャレンジャー」として、国内でも販売されていたのでその姿を思い出す人もいるかも知れません。
現在展開されるのは、2015年に登場したシリーズ3代目のモデルで、直近では2024年3月18日に、パワートレインや外装デザイン、内装色設定などを改めた”2024年モデル”がタイで発表されています。
ボディサイズは、全長4840mm×全幅1815mm×全高1835mmと日本で販売されるSUVと比較すると車幅の割に縦に長いボディです。
エクステリアは、デザインを変更した6角形フロントグリルと前後バンパーを採用、三菱らしくタフ感の高い精悍なデザインです。
インテリアは、メッキパーツを多用した高級感ただよう仕上がり。ブラック/バーガンディの2トーンカラーが新設定されました。
パワートレインには、最高出力184馬力・最大トルク430Nmを発揮する新世代の電子コモンレール噴射装置を備えた2.4リッター4気筒ディーゼルターボエンジン。これに組み合わされるトランスミッションは6速ATです。
そんなパジェロスポーツですが、前述の通り、先代トライトンのラダーフレームをベースに開発されています。
そこで期待してしまうのは、やはりトライトンがフルモデルチェンジしたからには、パジェロスポーツもフルモデルチェンジするのではないかという点です。
この点について、新型トライトンの開発に携わった担当者は、以下のようにコメントしています。
「ピックアップベースのSUVを作るというのは、基本的にどのメーカーもやっていますし、もちろん新型トライトンもせっかくの資産ですので、これを活用した新型SUVも検討をすすめています。
これまでも、トライトンやパジェロスポーツを日本に投入するというのは視野に入れていました。しかしこれまではディーゼル規制や安全基準がなかなか合わなかったという背景があります。
今回の新型トライトンは、そこら辺の要件がクリアできての導入となりました。常にマーケットの拡大というのは考えています。今はなかなか具体的にはお伝えできない段階ですが」
やはり、ピックアップベースのSUVは定石で、三菱でも当然同じようなことは検討しているとのこと。さらに新型トライトンが国内導入できたということは、ベースを同じくする未来の新型パジェロスポーツは、比較的日本にも導入しやすいということ。
もし、近年に新型パジェロスポーツの登場・導入が行われれば、2025年で6年ぶり、2026年で7年ぶりの“日本でのパジェロ名”復活となります。三菱の今後の動向に注目です。
元々買えない軽自動車乗りが「こんなのはパジェロではない」と言いそうだな
予想CGとてもカッコよくていいと思う。
トラックよりSUV派な私としてはとても好みなデザイン。全長も長くて荷物もたくさん積めそう。
街乗りラグジュアリーなデザインより、こういうタフなデザインがSUVに合っていると、個人的に思う。