なぜクルマから「謎の液体」出る!? 出たら「ヤバい液体」の正体は何? 出てきて「問題ない液体」も
重大なトラブルになるケースも! 慎重に取り扱いたい「液体」とは
またエンジンルームの真下から、黒や茶色の液体が漏れているなら、それはエンジンオイルである可能性があります。
すぐにオイルゲージでエンジンオイルの残量をチェックして下限を下回っていないかを確認し、減っているようならば、クルマを動かさずに、JAFなどのロードサービスなどへ助けを求めましょう。
![明確にオイル類とわかったらトラブルの可能性大! 万が一ガソリンのようなら特に要注意![画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/03/20240322_Trouble_Accident_AdobeStock_271276456.jpg?v=1711074967)
残量が不足していなくても、液漏れがエンジンオイルである可能性があるならば、早めにディーラーやカーショップなどの専門店でみてもらうようにしてください。
注ぎ足しながら、だましだまし乗る人もいるようですが、オイル漏れは放っておいて直るものではありません。
後輪駆動車や4WDの場合、ミッションオイルもしくはデフオイルが、シフトレバー下や、後輪車軸左右の中央などから漏れることもあります。
エンジンオイルもミッションオイルもデフオイルも、オイル特有のニオイがあるため、比較的発見しやすいですが、地面に滴り落ちずに滲んでいる程度の場合など、気づくことが難しい場合もあります。
一方、タイヤ付近からの液漏れは、油圧式ブレーキを作動させるために使用するブレーキフルードの可能性があります。
ブレーキフルードが漏れると、ブレーキペダルの踏み代が深くなり、ブレーキが利きにくくなります。
ブレーキの異常は重大な事故の原因に直結しますので、いつもとブレーキの踏みごたえが違うな、と感じたら、ディーラーや専門ショップに早めにみてもらうようにしてください。
ちなみに新品時のブレーキフルードは、一般的に透明に近い黄色をしていますが、劣化が進行すると黄色が濃くなり、その後茶色、最後には黒へと変色します。
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そして、クルマから一番漏れてはいけない液体は、ガソリンなどの燃料です。
ガソリンは特有の強烈なニオイがしますので、すぐに判別できます。そう、ガソリンスタンドで嗅ぐあのニオイです。
燃料漏れを発見したら、絶対にクルマを動かさず、急いでクルマから離れ、ロードサービスや最寄りの自動車整備工場などへすぐに連絡してください。
Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎
お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」
















































