斬新「“スイッチなし”内装」採用! 新型「5ドアハッチバック」初公開! “カクカクボディ”が超カッコイイ「R3」米で発表

2024年3月7日、アメリカの新興EVメーカーRIVIAN(リヴィアン)はクロスオーバー車「R3」「R3X」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

これはちょうど良さそう! リヴィアン新型「R3」
これはちょうど良さそう! リヴィアン新型「R3」

斬新すぎスイッチレス内装採用! 新型「R3/R3X」とは

 リヴィアンは2009年、アメリカ・カリフォルニア州に設立されたEVメーカー。2018年11月にピックアップトラック「R1T」と、3列シート7人乗りのSUV「R1S」をロサンゼルスオートショーで発表し、2021年にデリバリーを開始しています。

 さて、新型「R2」は2列シート5人乗りのSUV。縦長のヘッドライトや横一文字のテールライトが特徴のシンプルな近未来的デザインはR1Sのイメージを踏襲する一方で、ボディサイズはR1Sが全長5m超の大型であるのに対し、R2は4.7m程度の中型。取り回しの良いサイズとなっています。

 水平基調のインテリアはとてもシンプル。物理スイッチを可能な限り排除し、大半の機能操作は大型タッチスクリーンが担います。

 ステアリングスイッチは触覚フィードバック機能付きのダイヤル式を採用。ボタンはひとつもありません。

 パワートレインはシングルモーター(後輪駆動)、デュアルモーター、トリプルモーター(いずれも全輪駆動)の3種類。最もパワフルなトリプルモーターは停止から時速90マイル(約145km)まで、3秒以内に加速するとしています。

 バッテリーは容量の異なる2種類があり、そのうち大容量タイプの一充電あたりの航続距離は300マイル(約482km)以上。急速充電は北米充電規格(NACS)とCCS(Combined Charging System)に対応。30分以内に10%から80%まで充電できます。

「R3」はR2の全長をさらに短く、全高を若干低く抑えたクロスオーバー車という位置づけ。「R3X」はR3の高性能モデルとなっています。

 今回発表された3モデルはいずれも新開発の中型車用プラットフォームを採用して、コストダウンを図っています。

 価格はR1Sが7万4900ドル(約1090万円)からであるのに対し、R2は約4万5000ドル(約650万円)、2026年前半に発売を予定しています。その後に発売のR3はR2よりさらにリーズナブルな価格帯になるといいます。

 リヴィアンはアマゾンやフォードが出資し、一時は「第二のテスラ」と目されていました。しかしコロナ禍もあって計画通りに進まず、さらに世界的なEV失速が叫ばれるようになり、株価はピーク時の10分の1程度まで落ちていました。そのようななかで発表された今回の3モデルは、社運をかけた量販モデル。今後の動きにも注目が集まりそうです。

【画像】超カッコイイ! 新型「R3」を画像で見る(78枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. スイッチ廃止にしたら利便性無になるな。目の前のグローブボックス開けるのにパッドの画面から扉開けるメニューを探して開閉。空調いじるのもスイッチの方が早いのに、パッドから空調メニューを探して操作するんでしょ?

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー