まさかの日産「軍用スカイライン」登場!? 陸を駆ける「ゼロ戦」仕様が実車展示! 個性的すぎる「斬新モデル」の正体とは

「大阪オートメッセ2024」では様々なカスタムカーが出展されましたが、他とは明らかに雰囲気の異なる「スカイライン」が注目を集めていました。どのようなカスタマイズが施されていたのでしょうか。

他とは一線を画するカスタム「スカイライン」

 2024年2月10日から12日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された「第27回 大阪オートメッセ2024」では、戦闘機「零戦(ゼロ戦)」へのリスペクトをとことん追求した日産「スカイライン」が出展され、来場者の注目を浴びていました。

もはや「戦闘機」!? 斬新すぎる「零戦スカイライン号」の正体とは
もはや「戦闘機」!? 斬新すぎる「零戦スカイライン号」の正体とは

 スカイラインといえばスポーツカーの代名詞であり、レーシーに仕上げるのが定番ですが、このカスタイマイズはそれとはまったく違うコンセプトで作られています。

 まず、フロントだけ見るとR34型「スカイライン」に見えますが、ベースとなっている車両はR33型「スカイライン」セダンです。

 カラーリングは軍用車を想わせる灰色系のグリーンカラーで塗られており、ドアには日の丸を想起させる赤い丸をペイント。

 またボディ各所にはリベットが打ち込まれており、まるで零式艦上戦闘機(零戦)の雰囲気を感じさせるテイストに仕上げられていました。

 出展者に確認したところ、やはりこれは零戦をイメージして仕上げたオリジナルのカスタマイズ車両とのことです。

 エクステリアは、銃弾を受けたような穴があけられていたり、ルーフスポイライラ―やリアスポイラーが装着されていたりと、随所に零戦テイストを感じさせる仕上がりとなっています。

 ちなみにリアスポイラーは尾翼をイメージしたもので、ワンオフで作ったこだわりのパーツであるとのことでした。

 リアウインドウから見える位置には”片道燃料”と記載された燃料タンクが装備されており、こちらも零戦感を演出しているポイントとなっています。

 なおこの燃料タンクはダミーではなく、標準の燃料タンクに加えてこちらのタンクも実際にサブタンクとして利用可能とのことでした。

 インテリアはスカイラインのインパネを一切感じさせることがない、まさに零戦のコックピットを想像させるようなこだわりの造形となっており、各種計器に加えて、操縦桿も装備されており個性的な仕上がりがインパクト大でした。

 座席はなんとアルミ製で、こちらも零戦をイメージしてワンオフで作ったオリジナルのシートです。

 なお、ステアリングはダットサンコンペハンドルを移植したもので、インテリアの雰囲気にマッチしていました。

※ ※ ※

 このモデルを作った背景を出展者にうかがったところ、若い世代の人たちにも零戦に興味を持って欲しいという想いがあり、このようなカスタマイズカーを製作したとのこと。

 ちなみに、出展者は零戦に興味がありましたが、ご自身が高所恐怖症ということから、飛行機ではなくスカイラインで零戦を再現することにしたそうです。

 なお、内装ははぎとられエアコンもないこだわりのカスタマイズが施されていますが、まだこれで終わりではなく、引き続き零戦を追求するために改良を加えていくとのことでした。

 今後このスカイラインがどのような仕上がりに進化していくのか楽しみですね。

【画像】めちゃカッコいい! 日産「零戦スカイライン」を画像で見る(30枚以上)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

6件のコメント

  1. ゼロ戦仕様はかっこいいと思うけど【神風特別攻撃隊】表記と軍服はよくないと思う。

  2. これはよくない。みんなお国の為と死んでいったのに、

  3. スバルじゃないんかい!というツッコミしたくなるけどスバルがやったら洒落じゃ済まないもんな…。

  4. 神風特別攻撃隊はねえだろ。

  5. これを本気でリスペクトと思えるなら、歴史を零戦を知らなすぎると思います。

  6. 零戦仕様で「ボディは力だ」というのは皮肉?

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー