なぜ「ゴールド免許」剥奪? 無事故無違反でも「ブルー免許格下げ」も! 逆に軽微違反でゴールド継続? 複雑な条件とは
無事故無違反でも「ブルー免許」に格下げ…その理由は?
無事故・無違反であっても「ブルー免許」へと格下げされてしまうケース。
それは、免許の更新を忘れていて有効期限が過ぎ、免許を失効してしまった場合です。
たとえば免許更新ハガキに気づかなかった、仕事で忙しかったなどの理由で免許更新を怠った場合を「うっかり失効」といいます。
すぐに手続きをしても運転免許経歴が引き継がれないため、それまでゴールド免許であってもブルー免許に変わってしまいます。
引っ越しの際に免許証の住所変更や、郵便物の転送手続きをしなければ更新ハガキが自宅に届かない可能性も。
普段から郵便物をあまり確認しない場合は更新ハガキに気づかないケースもあるため、十分注意すべきといえるでしょう。
ただし、入院や海外旅行、刑務所に収容されていたなど免許更新に行けない「やむを得ない理由」があれば、免許証の有効期限から6か月以内の手続きに限り、ゴールド免許をそのまま引き継ぐことができます。

※ ※ ※
ゴールド免許を取得するためには無事故・無違反が基本です。
交通違反によって大事故につながる危険性もあるため、道路標識を見落とさないようにする、車間距離を空ける、周囲をしっかり確認するなど、安全運転に努めましょう。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。
1 2
























