スズキ「新型軽バン/ワゴン」発売! “車中泊向け仕様”も引き続き設定! 「純正2段ベッド」気になる寝心地は?
車中泊ユーザーも注目! 4人が寝られる「2段ベッドセット」とは
アウトドアや車中泊を楽しむユーザーから支持を集めてきたエブリイ/エブリイワゴンですが、スズキでもこれまで純正アクセサリー「2段ベッドセット」を用意し、車中泊需要に応えています。
エブリイワゴンとエブリイのハイルーフ車用で「ベッドキット」「ベッドマット」「乗降ボード」の3点がセットされたもので、未使用時には荷室へフラットに収納できる設計となっています。
今回の一部改良後も販売が継続されており、根強い人気がうかがえます。
![スズキの軽ワンボックス「エブリイワゴン」純正アクセサリー「2段ベッドセット」装着モデル[東京オートサロン2023出展(一部改良前モデル)]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230118_suzuki_EVERY_WAGON_TAS_009.jpg?v=1674022830)
この2段ベッドセットを装着したエブリイワゴンが、昨年開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2023」会場に出展され、実際に「寝心地」を試すことができました。
当時の印象を改めて振り返ってみましょう。
ベッドキットはスチール製の脚とアルミの天板で構成され、2段ベッドの上段となる寝床のサイズは長さ約1690mm、幅1120mmです。
身長180cmの男性編集部員が寝転んでみたところ、足先がはみ出てしまいますが、前席側に足をかけるなど工夫すれば大きな問題はなさそうでした。
フラットな寝床は、1名就寝ならば横幅も十分な余裕があり、少し斜めに姿勢をとれば余裕たっぷりに就寝することができそうです。
上段用のベッドマットは4層ポリエステル製。厚さ約10mmの薄型ですが寝心地も上々で、寝袋などと併用すれば十分に快適といえます。
下段には、ウレタン製の純正「リラックスクッション」(1枚2万5850円)が2枚並べて敷いてありました。
後席背もたれを倒した部分がやや斜めとなっているので、頭は前方方向に向けたほうが良いでしょう。
ベッドキットの下部は高さ640mmで頭上高も最小限ですが、いざ寝転んでしまえば特に問題ありません。
スズキの純正アクセサリーカタログには「4人が横になって足を伸ばせる」と記されており、男性モデル2名が上下それぞれでくつろぐ姿も掲載されていますが、大人が4名で寝るのは正直ちょっと狭いかもしれません。
しかし、例えば親と子どもの組み合わせで寝るのならば問題はなく、児童を含む3名から4名の就寝も可能なことが確認できました。
なお純正アクセサリーの2段ベッドセットの消費税込み価格は、20万2400円です。
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今回一部改良を実施した新型エブリイ(バン)の販売価格(消費税込み)は、119万7900円から181万9400円まで。新型エブリイワゴンの販売価格は、183万8100円から208万3400円です。
あわせて、福祉車両の「エブリイ 車いす移動車」「エブリイワゴン 車いす移動車」についてもベースモデル同様の変更を加え、3月21日より発売されます。
販売価格(消費税非課税)は、182万5000円から231万1000円です。
Writer: くるまのニュース編集部
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