狭い駐車場どうすれば? クルマぶつけるトラブル続出⁉ 「ドアパンチ」の対処法は?
狭い駐車場で隣のクルマに「ドアパンチ」どう対処したら良いのでしょうか。
狭い駐車場で隣のクルマに「ドアパンチ」どう対処したらいい?
最近ではクルマのサイズがデカくなる傾向や、商業施設などの駐車場が狭いなどで、駐車が難しくぶつけてしまうというトラブルも起きています。
では、もし隣に停まっていたクルマにドアパンチしてしまったら、どう対処したらよいのでしょうか。
駐車が苦手な人は一定数存在します。自宅の駐車には慣れていても、出先の駐車場が狭いと「あっ、あぶない…!」ということが起こってしまうかもしれません。
実際のところ、狭い駐車場では「ドアパンチ」などが多々発生しています。
ドアパンチとは、駐車場でクルマのドアを開けたとき、隣のクルマにドアをぶつけて傷をつけてしまう行為のこと。
そこまで強くドアを開けない限り、大きな傷にはなりませんが、クルマの塗料が付いたり小さな凹みができたりしてしまうことも。
被害者にとってみると、駐車していただけで愛車に傷をつけられるのは、たまったものではありません。
ドアパンチのトラブルについて、東京都で駐車場管理をおこなうA氏は次のように話します。
「ドアパンチは駐車場ではよく発生するトラブルのひとつです。
過去には『隣のクルマのドアがあたって傷を付けられたから防犯カメラを見せてほしい』といった人もいました。
しかし、駐車場の利用規約で『お客様同士のトラブルはお客様同士での解決』をしてもらうようにしています。
そのため、駐車場の管理側としてはできることがなく、警察からの要求がないかぎり防犯カメラの開示などの対応はできません」
それではもし、ドアパンチが発生したら、どのような対処をとったらよいでしょうか。
まず、クルマに傷がついていることに気付いたときは、どのクルマに傷をつけられたのか、冷静に判断してください。
ときには隣のクルマがすでに立ち去っていることも考えられます。
誰にドアパンチされたかわからないというときは、まずは警察に連絡して、実況見分調書をもとに「交通事故証明書」を作成してもらいます。
交通事故証明書とは、事故が起きたことを証明する書類のことです。
もし加害者が警察に出頭したら被害者に連絡が来るようになっています。
そのあと、クルマの保険会社に連絡をします。加害者がわからない場合でも、車両保険に加入していれば、契約の内容により修理代が補償されることがあります。
反対に、もし自分がドアパンチの加害者になってしまった場合は、すぐに被害者へ謝罪し、警察に連絡して物損事故として対応してもらってください。
「被害にあったクルマの持ち主の氏名、住所、連絡先」と「被害者のクルマのナンバープレート」の2つがわかれば対応してくれるはずです。
小さい傷の場合、当事者同士の話し合いで済ませようという流れになるかもしれませんが、当事者同士での示談交渉はのちのち大きなトラブルに発展することも少なくありません。
示談交渉をするにしても、クルマの保険会社を通しておこなうことが一般的です。
また、いずれにしても、自分が加入しているクルマの保険会社に連絡する必要があります。その際は、クルマの破損箇所を撮影しておいてください。
このようにドアパンチは面倒な対処が必要になるため、被害者・加害者のいずれになることも避ける工夫が重要です。
たとえば、左右にクルマが停まっていない空いているスペースに駐車したり、風が強い日はクルマの前方が風上に向くように並んでいる位置に駐車したりしましょう。
クルマの後方から先方に向かって強い風が吹いている場合、風にあおられて思いがけないほどドアが大きく開いてしまうことがあるためです。
大きなクルマに乗っている人や、ドアの長いクルマに乗っている人は、特に気をつけましょう。
私は チョッとここはヤバそう~と思うスペースが狭い場所に駐車した時は両隣りの車と一緒に自分の車の写真を撮っておきます(ナンバーの分かるように)
更にドアパンチされたら傷がつくであろう箇所の写真も横の車をいれて撮っています(無傷だった事の証明の為)
毎回ではありませんが、何か嫌な予感がしたら実践しています