トヨタが新「ランドスケープ」を発売!? まさかの「クラウン」に新たなタイプ現る? タフ仕様が4月登場か
2023年にトヨタは「ランドスケープ」という名称を商標登録しました。「ランドクルーザー250」登場時期でもあったため、新たな「ランドクルーザーシリーズ」という予想もありましたが、ここにきて「クラウンクロスオーバー」の新たなサブネームになる可能性が高そうです。
「クラウン クロスオーバー」に特別仕様車が追加!?
発売からまもなく1年半が経過するトヨタ「クラウン クロスオーバー」に、年次改良がおこなわれるというウワサが流れています。
また、同じタイミングで特別仕様車が追加されるとの情報もあるようです。
SUVを中心としたモデル群へと大きく生まれ変わったクラウンですが、すでに「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」が発売され、残すところは「エステート」のみとなりました。
一方、ほかのモデルに先駆けて発売されたクロスオーバーは、2022年9月の発売からおよそ1年半を迎えることもあり、まもなく初の一部改良がおこなわれると見られています。
現時点では、クロスオーバーの一部改良についてトヨタからの公式なアナウンスはありませんが、トヨタ販売店関係者は「近い将来、クロスオーバーに一部改良がおこなわれることは事実です」と話したうえで、次のように続けます。
「基本的には、グレード構成の整理や機能装備の見直しがメインになる予定です。
具体的には、『G』『G レザーパッケージ』『RS』が消滅し、『G アドバンスド』『G アドバンスド レザーパッケージ』『RS アドバンスド』『X』の4グレード構成になる見込みです。
エントリーグレードの『X』以外は、すべて装備が充実した『アドバンスド』になると考えていただけると良いかと思います。
あわせて、ボディカラーも多少変更される予定です。
現時点では、『RS』系の専用色となっていた『ブラック×プレシャスレイ』が廃止となり、『カローラクロス』や『ヴォクシー』でも採用されている『マッシブグレー』が新たに追加されると聞いています。
これ以外にも、いくつかの装備や機能の見直しがおこなわれると見られますが、基本的にはお客様のニーズを反映させた内容になると思われます」
なお、価格については多少の値上げが予想されるものの、現時点では詳細は不明となっているようです。
また、今回の一部改良にあわせて「ランドスケープ」と呼ばれる特別仕様車が設定されるといいます。
同担当者によれば、ランドスケープは東京アウトドアショー2023に出展された「クラウン アウトドアコンセプト」の市販版という位置付けとなるようです。
クラウン アウトドアコンセプトは、クロスオーバーをベースに、タフ&ワイルドなルックスを持たせたコンセプトモデルです。
ただ、その細部を見ると、18インチのオールテレインタイヤや大型のルーフキャリアを備え、さらにはオリジナルのアルミスキッドプレートやLEDライト、けん引フック、オーバーフェンダー、マッドガードなどが備わるなど、かなりの本格派であることがわかります。
さらに、オーバーフェンダーや専用のサスペンションによるインチアップにより、ベースモデルは全幅に対して60mm、全高は50mm延長されています。
また、ボディカラーも専用の「アーバンカーキ」が採用されるなど、ベースモデルとは明らかに異なる雰囲気を持っています。
新たに登場するとされるランドスケープが、このクラウン アウトドア コンセプトのとおりになるかどうかは不明ですが、前出の担当者によれば「限りなくコンセプトカーに近いモデルとなる予定」といいます。
そういう意味では、ユーザーが「期待外れ」という感情を抱くことはなさそうです。
一方、これほどまでにベースモデルと異なる仕様となる場合、大量に生産することは難しいと見られます。
そうなると、台数限定での販売になる可能性も高く、争奪戦となることは必至です。
クロスオーバーの一部改良およびランドスケープの追加は、2024年4月上旬となる見込みです。
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セダンやクーペをタフ&ワイルドなスタイルにカスタムするスタイルは、ポルシェやランボルギーニなどのハイパフォーマンスカーブランドにおける、近年のトレンドのひとつとなっています。
ランドスケープのベースとなるのは、クロスオーバーのトップグレードである「RS」になると見られ、そのたくましい外見どおりのハイパフォーマンスな1台になると期待されています。
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