見れば納得! めちゃくちゃ注目される「教習車」なぜ誕生? 「学べる」ワケは?

現在、種類は様々になってきている教習車。今回は、交通ルールを学べるおもしろ教習車について紹介します。

交通ルールを再確認!走る運転の教科書

 普段街中を運転していて、「仮免許練習中」と書かれた教習車を見かけることがあります。
 
 そんな教習車ですが、なかには遊び心が満載で一見変わったデザインの教習車もあります。

「学べる教習車」ってなに?(画像提供:月の輪自動車学校)
「学べる教習車」ってなに?(画像提供:月の輪自動車学校)

 それが、滋賀県大津市にある「月の輪自動車学校」が導入している「学べる教習車」です。

 教習車の車体に、「車線変更の3秒前に合図」「曲がるときは後輪を通すのがコツだよ!」などと、安全運転のコツがイラストとともに車体に記載されているのが特徴で、クルマそのものが運転について教えてくれます。

 運転教本の1ページがクルマになったような教習車をイメージし、人気イラストレーターわかるさんの絵を使用することで、より伝わりやすく街を走っていてもかわいいデザインになるようにこだわって制作されています。

 この「学べる教習車」の導入経緯について、月の輪自動車学校の担当者は次のように話しました。

「仮免許で路上練習。誰しも最初はみんな、ドキドキしながら公道を走ったはずです。

 教習車は、そんな安全運転の初心を思い出す『リマインダー』かもしれません。

 しかし、免許を取得して慣れてくると、運転が荒くなってしまうドライバーが多いのも現状です。

 時には、悲しい交通事故が起こってしまうことが少なくありません。

 街中を走る教習車は、そんな気持ちを改め『初心を振り返る』存在になれると考えました」

教習車を見るだけで学べる?(画像提供:月の輪自動車学校)
教習車を見るだけで学べる?(画像提供:月の輪自動車学校)

 周囲の運転者に伝えたい安全運転のコツや、ドライバーが忘れがちな運転アドバイスを教習車にラッピングして走ることによって、少しでも交通事故防止や交通マナーの向上に役立てればという思いから制作を始めたそうです。
 
「学べる教習車」は、まだ慣れずにノロノロ運転をしている教習車を邪魔だなとイラっとするのではなく、免許を取ったときの「初心」を思い出してもらえる存在になって欲しいという願いが込められています。

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1件のコメント

  1. 私が免許を取った時には路上教習車はブルーバードかディーゼルのベンツでした
    ベンツなんて今後乗れるか分からないので一日目はベンツを選択
    でもこれが失敗
    アクセル踏んでも加速しないし、坂道ではベタ踏みしないと上れないほどのパワーの無さ
    二日目はブルーバードにしたがストレス無く運転できました
    流石日本車だと思いましたね
    そして高速教習ではレパードのアルティマ
    あぶない刑事で見てたので興奮しました
    あのツインターボの金属音は続々しました

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